韓国における公的医療保険と財政 医療の公共性と社会保障財源

小笠原信実/著

発売日:2024年2月

  • 韓国における公的医療保険と財政 医療の公共性と社会保障財源
  • 韓国における公的医療保険と財政 医療の公共性と社会保障財源
ページ数
337p
ISBN
978-4-623-09636-7
著者情報
小笠原 信実(オガサワラ ノブミ)
法政大学社会学部応用経済学科卒業。東国大学校大学院北韓学科修士課程修了。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(経済学)。羽衣国際大学非常勤講師をへて、現在、九州国際大学現代ビジネス学部准教授

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商品説明

韓国では日本をモデルとした公的医療保険が整備されてきたが、2000年代に民間医療保険を活用するなど医療の市場化が進められた。本書はその展開を近年の「文在寅ケア」に至るまで詳細に検証し、公共性を基礎とした公的医療保険の意義、そして社会保障予算を確保するのに必要な財政のあり方について考察を行う。混合診療の解禁がもたらす現実、米韓FTAが医療制度に与えた影響などは、日本の政策論議にとっても示唆に富むものである。

韓国では日本をモデルとした公的医療保険が整備されてきたが、2000年代に民間医療保険を活用するなど医療の市場化が進められた。本 書はその展開を近年の「文在寅ケア」に至るまで詳細に検証し、公共性を基礎とした公的医 療保険の意義、そして社会保障予算を確保するのに必要な財政のあり方について考察を行う。混合診療の解禁がもたらす現実、米韓FTAが医療制度に与えた影響などは、日本の政策 論議にとっても示唆に富むものである。

目次

序 章 課題の設定と分析視角
 1 問題提起と課題の設定
 2 韓国の公的医療保険と財政を研究する意義と韓国史に対する認識
 3 分析視角
 4 先行研究の検討と本書の構成


 第I部 韓国における公的医療保険の課題と市場化改革

第1章 韓国における公的医療保険の歴史と課題
 1 第1章の概観
 2 韓国における公的医療保険制度の歴史
 3 韓国における公的医療保険制度の課題
 4 まとめ

第2章 韓国における公的医療保険と混合診療
 1 問題提起と先行研究の検討
 2 韓国における公的医療保険給付率と混合診療
 3 韓国において混合診療の容認が医療に与えた影響
 4 日本における混合診療解禁反対論の論拠と韓国の実態
 5 まとめ

第3章 新自由主義的医療改革における韓国と日本の比較
 1 問題提起と先行研究の検討
 2 韓国における新自由主義的医療改革
 3 日本における新自由主義的医療改革
 4 韓国と日本における新自由主義的医療改革に関する比較
 5 まとめ

第4章 米韓FTAと韓国の医療
 1 問題提起と先行研究の検討
 2 米韓FTAの交渉・妥結とサムソン財閥
 3 米韓FTAと韓国の医療
 4 米韓FTAの本質
 5 まとめ

第5章 文在寅政権による医療制度改革の成果と課題
 1 問題提起と先行研究の検討
 2 文在寅ケアの目標と意義
 3 文在寅ケアの成果
 4 文在寅ケアについての考察
 5 まとめ

第6章 韓国の公的医療保険と医療における公共性
 1 問題提起と先行研究の検討
 2 韓国における実損型の民間医療保険と公的医療保険の比較
 3 公的医療保険における公共性と平等型医療制度
 4 医療の公共性と公的部門の関与に関する考察
 5 韓国における医療制度をめぐる対立
 6 まとめ


 第II部 韓国における医療財源と財政

第7章 韓国における公的医療保険財政と文在寅ケアの財源
 1 問題提起と先行研 ほか

商品詳細

出版社名
ミネルヴァ書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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