音声・音韻の概念史

阿久津智/著

発売日:2024年2月

  • 音声・音韻の概念史
  • 音声・音韻の概念史
ページ数
387p
ISBN
978-4-8234-1227-1
著者情報
阿久津 智(アクツ サトル)
1960年生まれ。群馬県高崎市出身。立教大学大学院文学研究科博士前期課程修了。博士(文学)。拓殖大学外国語学部専任講師、同助教授を経て、2005年4月より同教授

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商品説明

本書は、音声・音韻分野における用語の歴史に関する研究書である。本書では、語義や語形の変化の記述を中心とする従来の語史(語誌)研究に、専門的な概念の形成や名称の成立の過程を重視し、それを文脈の中で、他の語(概念)と対比しながら分析するという概念史的な方法を加えるという試みを行った。取り上げた用語は、「音声」「発音」「発声」「音節」「音素」「音」「音韻論」「音声学」「音韻学」「半濁音」「音韻」である。

目次

まえがき
凡例


I 総論

第1章 語史(語誌)と概念史
1 はじめに
2 語史(語誌)
2・1 「語史」と「語誌」
2・2 語史の分類
3 「概念史」
3・1 観念史、キーワード、思想史、言説分析
3・2 概念史
4 おわりに

第2章 専門語の語史研究の方法
1 はじめに
2 「専門語」の定義
3 専門語の語史研究の方法
3・1 一般語と専門語
3・2 専門語の語史研究
4 おわりに


II 各論I 音声・音韻用語の概念史

第3章 「音声」
1 はじめに
2 現代語における「音声」
2・1 現代日本語における「音声」の意味
2・2 現代日本語の「音声」と現代中国語の「声音」
3 「音声」の語史
3・1 一般語としての語義
3・2 一般語としての語形
3・3 専門語としての概念
3・4 専門語としての名称
4 おわりに

第4章 「発音」
1 はじめに
2 「発音」の意味・用法
2・1 古典中国語における「発音」
2・2 日本語における「発音」
3 「発音」の読み方
3・1 明治期以降の文献調査に見る「発音」
3・1・1 辞書における「発音」
3・1・2 新聞における「発音」
3・1・3 雑誌・書籍における「発音」
3・2 「はっとん」と「ほっとん」
4 「発音」の現代的意味の起源
4・1 専門語としての「発音」の意味
4・2 pronounce,pronunciationの訳語としての「発音」
4・2・1 「発音」と「呼法」
4・2・2 近現代中国における「発音」
5 おわりに

第5章 「発声」
1 はじめに
2 「発声」と「発音」との対比
2・1 日本語における「発声」の意味・用法の変遷
2・2 音声学用語としての「発声」と「発音」
3 中国語との対照
3・1 清代の音韻学説における「発声」
3・2 近代の音声研究における「発声」
 ほか

商品詳細

シリーズ名
ひつじ研究叢書 言語編第205巻 拓殖大学研究叢書 人文科学20
出版社名
拓殖大学
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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