近代日本経済の自画像 「西洋」がモデルであった時代
発売日:2024年1月
- ページ数
- 501,65p
- ISBN
- 978-4-7842-2065-6
- 著者情報
- 大島 真理夫(オオシマ マリオ)
1950年東京都生まれ。現在、大阪市立大学(現大阪公立大学)名誉教授。経済学博士
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商品説明
日本にとって西洋は明治以来、二一世紀にいたるまで、自国の立ち位置を確認する比較軸=分析モデルであった。しかし今日の世界を見渡すと、そうした時代は終焉を迎えたようである。本書は、過去一五〇年にわたる日本の自国認識の変遷を「西洋がモデルであった時代」ととらえることで見えてくるものを探ろうとする試みであり、求められる新たな自画像を地に足の着いたものにするために不可欠な基礎作業を提示する。
日本にとって西洋は明治以来、二一世紀にいたるまで、自国の立ち位置を確認する比較軸=分析モデルであった。しかし今日の世界を見渡すと、そうした時代は終焉を迎えたようである。本書は、過去一五〇年にわたる日本の自国認識の変遷を「西洋がモデルであった時代」ととらえることで見えてくるものを探ろうとする試みであり、求められる新たな自画像を地に足の着いたものにするために不可欠な基礎作業を提示する。
目次
序 章 自国認識の形成
第1節 西洋の世界支配
第2節 近代日本と西洋モデル
第3節 本書の構成
第I部 自国認識の変遷
[第1章]第一期(1858〜1886年)=「半開国」という扇動と複数の自画像
第1節 時代状況―「扇動」の意味―
第2節 経済・社会の実態と「新政府史観」の作為
第3節 文明史の方法と江戸時代像
第4節 外国貿易の評価―悲観論と楽観論―
[第2章]第二期(1886〜1905年)=共有された「文明国」の自信
第1節 企業勃興期のブームとその評価
第2節 「文明」段階への到達宣言
第3節 西洋と日本の共通性と「日本」への自信
第4節 「明治青年」の歴史的位置―ケネス・パイル、鹿野政直、色川大吉―
第5節 日清戦争の影響
[第3章]第三期(1905〜1931年)=「一等国」の自負心とその動揺
第1節 「一等国」という自国認識
第2節 日露戦後の対日感情悪化―カール・クロウの日本脅威論と「二十一ヶ条要求」批判―
第3節 1920年代日本の「行き詰まり」
第4節 1914年の歴史的位置―ヨーロッパと日本―
[第4章]第四期(1931〜1945年)=自作した「孤立国」の焦燥
第1節 時代の転換―世界と日本―
第2節 孤立国という選択と経済成長の時代
第3節 思想界の動揺―猪谷善一・黒正巌・マルクス主義―
第4節 冷静な立場―竹越与三郎・石橋湛山―
第5節 日中戦争からアジア太平洋戦争へ
第6節 第二次世界大戦の本質
[第5章]第五期〜第八期(1945〜2008年)と「現代」=戦後日本経済の歴史像
第1節 戦後日本経済の歴史像(1945年〜現在)
第2節 第五期(1945〜1955年)=「敗戦国」の希望
第3節 経済成長の概観―第六期〜第八期と「現代」―
第4節 第六期(1955〜1973年)=「高度成長国」の戸惑いと自信
第5節 第七期(1973〜1991年)=「経済大国」の過信
第6節 第八期(1991〜2008年)=「ゼロ成長国」の挫折感
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 思文閣出版
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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