〈一人前〉と戦後社会 対等を求めて
発売日:2024年3月
- ページ数
- 267,7p
- ISBN
- 978-4-00-432010-4
- 著者情報
- 禹 宗〓(ウー ジョンウォン)
1961年韓国生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程中途退学。博士(経済学)。現在―法政大学大学院公共政策研究科教授
沼尻 晃伸(ヌマジリ アキノブ)
1964年東京生まれ。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。博士(経済学)。現在―立教大学文学部教授
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商品説明
“一人前”としてふるまうこと。すなわち、話し合いを通して他者と対等にわたりあい、自らの価値と地位を向上させた人びとが、戦後社会を築いた。向上にこだわる社会は、ありのままの人を認めないまま、生きづらい現在にいたる。働く場と暮らしの場の声を拾い上げながら、歴史の流れをつかみ、隘路を切りひらく方途を探る。
〈一人前〉としてふるまう。すなわち、話し合いを通して他者と対等にわたりあい、自らの価値と地位を向上させた人びとが、戦後社会を築いてきた。向上にこだわる社会は、ありのままの人を認めないまま、生きづらい現在にいたる。働く場と暮らしの場の声を拾い上げながら、歴史の流れをつかみ、隘路を切りひらく方途を探る。
目次
序 章 「一人前」が容易ではなくなった社会で
一 生きづらい社会
二 「一人前」を問う
第一章 目覚めと挫折――戦前の営み
一 人格承認要求と大正・昭和
二 上層労働者だけが「一人前」
三 権利なきなかでの要求
四 「お国のため」の社会――小括
第二章 飛躍と上昇――敗戦?一九七〇年代
一 人並みに生きたい――戦後改革と「一人前」
二 「同じ労働者」として
三 「市民」として、「人間」として
四 人並みを話し合いで勝ち取った社会――小括
第三章 陶酔と錯覚――一九七〇年代?一九九〇年代
一 「日本的」なるものと新たな「価値」の噴出
二 企業での「自己実現」
三 「連帯」から「女縁」へ
四 企業に傾倒した社会――小括
第四章 多様化と孤立――一九九〇年代?現在
一 迷走する政府――パッチワーク的な政策
二 非正規労働者は「半人前」?
三 「自分らしさ」とは?
四 中間団体をなくし「自己責任」が独り歩きする社会――小括
終 章 新たな「一人前」を求めて
あとがき
参考文献
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波新書 新赤版 2010
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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