サンリオ出版大全 教養・メルヘン・SF文庫
発売日:2024年2月
- ページ数
- 432p
- ISBN
- 978-4-7664-2940-4
- 著者情報
- 小平 麻衣子(オダイラ マイコ)
慶應義塾大学文学部教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)
井原 あや(イハラ アヤ)
大妻女子大学文学部専任講師。大妻女子大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)
尾崎 名津子(オザキ ナツコ)
立教大学文学部准教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)
徳永 夏子(トクナガ ナツコ)
日本大学スポーツ科学部専任講師。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)
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商品説明
サンリオ創業者の辻信太郎と、詩人のやなせたかしが出会い、抒情とヒューマニズムの夢をのせた出版事業が走り出す。「かわいい」キャラクター事業のかたわら、数々の出版物を世に送り出した新興企業は、他に類のない多彩な文化事業展開をみせ、多くのファンを獲得していった。大量消費時代に先駆けた1960年代から1980年代までのサンリオ出版を、「女性文化」や出版史のなかに位置づける初めての試み。
サンリオ創業者の辻信太郎と、詩人のやなせたかしが出会い、抒情とヒューマニズムの夢をのせた出版事業が走り出す。「かわいい」キャラクター事業のかたわら、数々の出版物を世に送り出した新興企業は、他に類のない多彩な文化事業展開をみせ、多くのファンを獲得していった。
大量消費時代に先駆けた1960年代から1980年代までのサンリオ出版を、「女性文化」や出版史のなかに位置づける初めての試み。
★小手鞠るい氏、小池昌代氏、永田萠氏、元『いちご新聞』編集長・高桑秀樹氏の関係者説話も収録
★カラー口絵、図版多数
装画=やなせたかし
装丁=成原亜美
目次
序文 サンリオ出版の時代 小平麻衣子
第1部 雑誌共同体と外部
1 〈……だったら〉の詩情──『詩とメルヘン』とジェンダー 小平麻衣子
2 詩はだれのものか?──『詩とメルヘン』におけるやなせたかしの抒情と編集方針 大島丈志
3 『詩とメルヘン』のマザー・グースとアリス──ポスト戦後詩のノンセンスの視座から 吉田恵理
4 感傷の在り処──『詩とメルヘン』と安房直子 尾崎名津子
★コラム サンリオとロマンス小説の季節 尾崎名津子
第2部 女性詩のバリエーション
5 きのゆりと『詩とメルヘン』──詩の計量的分析から 米山大樹
6 〈少女〉から〈兄貴〉へ──『詩とメルヘン』をめぐる言説と誌面の変化 井原あや
7 言葉を送ること、受け取ること──『詩とメルヘン』における共鳴の方法 徳永夏子
★コラム サンリオの出版物──1970 年代の詩集を中心に 井原あや
第3部 教養ある商品
8 ひたすら信じつづけること──辻信太郎におけるメルヘン 河田綾
9 『いちご新聞』の中の〈文学〉──ファンシーな教養主義 帆苅基生
10 マンガ雑誌『リリカ』の挑戦 村松まりあ
★コラム 『キタキツネ物語』の周辺 吉田司雄
第4部 産業と科学とフェミニズム
11 サンリオの映画事業とその時代 木村智哉
12 サンリオSF 文庫の小説世界──山野浩一のSF評論とその実践 加藤優
13 サンリオSF 文庫とフェミニズムSFの地平 吉田司雄
第5部 サンリオの記憶
14 風に折れないコスモス、あるいは草原の口笛 小手鞠るい
15 講演 ポエムと現代詩のあいだ 小池昌代
16 夢のはじまる場所──『詩とメルヘン』のイラストレーション 永田萠
17 サンリオが届ける〈ギフト〉 高桑秀樹
謝辞
人名索引
商品詳細
- 出版社名
- 慶應義塾大学出版会
- サイズ
- 20cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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