イスラームの定着と葛藤

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ページ数
322,2p
ISBN
978-4-326-10339-3
著者情報
伊達 聖伸(ダテ キヨノブ)
1975年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻教授。専門は宗教学、フランス語圏地域研究

見原 礼子(ミハラ レイコ)
1978年生まれ。同志社大学グローバル地域文化学部准教授。専門は比較教育社会学、子ども社会学、地域研究(ベルギー・オランダ)

¥4,400 税込

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商品説明

「宗教的なもの」と「世俗的なもの」の再編の諸相。第二次世界大戦後のヨーロッパの高度経済成長を支えてきたムスリム移民。各国ごとに異なる彼らに対する包摂と排除の論理を比較の視座から読み解き、そこで経験されているムスリムとの共存をめぐる多様なリアリティに迫る。

国際比較研究の視座を踏まえ、西洋各国の政治・社会・日常生活におけるイスラームの定着と葛藤をめぐる課題を分析する。

宗教的なものと世俗的なものの再編の諸相を描くシリーズ「西洋における宗教と世俗の変容」第2巻。第二次世界大戦後のヨーロッパの高度経済成長を支えてきたムスリム移民。各国ごとに異なった彼らに対する包摂と排除の論理を比較の視座から読み解き、そこで経験されているムスリムとの共存をめぐる多様なリアリティに迫る。

目次

シリーズ巻頭言

総 論

西洋における宗教と世俗の変容――イスラームの定着と葛藤[伊達聖伸・見原礼子・安達智史・佐藤香寿実・山下泰幸・和田知之]
 はじめに――日本における研究動向と本書の方法・射程
 一、国際比較調査の結果からみるイスラームとの共存の現実
 二、西洋において焦点化されるイスラームをめぐる論点――フランスを中心に
 三、ヨーロッパ諸国への広がり
 四、ヨーロッパから北米へ

各 論

〈第I部 フランスのイスラーム/ムスリム〉

第1章 セクシュアル化する共和国のイスラーム改革運動――フランスにおける「インクルーシブ・モスク」の取り組み[佐藤香寿実]
 はじめに
 一、共和国価値とジェンダー・セクシュアリティ
 二、「インクルーシブ・モスク」とその主導者たち
 三、「インクルーシブ・モスク」の思想的特徴
 おわりに

第2章 ジェンダー化されたイスラモフォビアとムスリム女性たちの運動[山下泰幸]
 はじめに
 一、ジェンダー化されたイスラモフォビアとフェモナショナリズム
 二、ムスリム女性たちの抵抗運動とフェミニズム
 おわりに

第3章 「学校とイスラーム」をめぐる論争下を生きるフランスのムスリム高校生たち――マルセイユ北地区の事例を通して[山本繭子]
 はじめに
 一、マルセイユのムスリムの若者たち
 二、高校生たちから見た学校とイスラーム
 三、考察
 おわりに

〈第II部 ヨーロッパにおけるイスラーム/ムスリム〉

第4章 イタリアにおけるムスリム共同体――公的承認の重要性と困難[アレッサンドロ・フェラーリ/伊達聖伸・見原礼子訳]
 はじめに
 一、イタリアにおけるムスリム諸団体の形成
 二、制度的承認を求めるムスリムのさまざまな試み
 おわりに

第5章 過激主義と向き合うということ――ブリュッセル・モランベークにおけるテロ事件後のコミューン再生に向けた歩み[見原礼子]
 プロローグ
 一、モランベークの概要
 二、テロ事件後のモランベーク
 おわりに

商品詳細

シリーズ名
西洋における宗教と世俗の変容 2
出版社名
勁草書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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