普遍主義の可能性/不可能性 分断の時代をサバイブするために

  • 普遍主義の可能性/不可能性 分断の時代をサバイブするために
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ページ数
349,4p
ISBN
978-4-588-15135-4
著者情報
有賀 誠(アリガ マコト)
1960年生。慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。防衛大学校人文社会科学群公共政策学科教授

田上 孝一(タガミ コウイチ)
1967年生。社会主義理論学会事務局長・立正大学人文科学研究所研究員。哲学・倫理学専攻。博士(文学)

松元 雅和(マツモト マサカズ)
1978年生。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。日本大学法学部教授

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商品説明

公正な世界の実現にむけた全12章の政治哲学論集!文化や言語、人種や性の多様性・特殊性が尊重されるべきグローバル世界のなかで、いま「普遍主義」はどのように可能なのか。西洋中心主義的・植民地主義的な価値の押しつけではなく、排他的なナショナリズムによる反西洋・反合理主義でもなく、新自由主義に回収されてしまうポストモダンでもない、真に平等なコスモポリタニズムの可能性を問う共同研究論集。

文化や言語、人種や性の多様性・特殊性が尊重されるべきグローバル世界のなかで、いま「普遍主義」はどのように可能なのか。西洋中心主義的・植民地主義的な価値の押しつけではなく、排他的なナショナリズムによる反西洋・反合理主義でもなく、新自由主義に回収されてしまうポストモダンでもない、真に平等なコスモポリタニズムの可能性を問う共同研究論集。分断を超える理論と実践のために。

目次

まえがき  【有賀 誠】

第1部 グローバル化のなかの普遍主義

第1章 「帝国」の普遍主義とコスモポリスの普遍主義──対話するコスモポリタニズムの可能性 【伊藤恭彦】

はじめに──グローバルな正義とコスモポリタニズムの挫折?
1 コスモポリタニズムの社会的背景
2 対話的コスモポリタンの可能性
おわりに──コスモポリティクス

第2章 正義の探求にあたってコスモポリタニズムはもう不要なのか? 【上原賢司】

はじめに──今の時代におけるコスモポリタニズム
1 「コスモポリタニズム」をつかまえる──いくつかの分類と評価
2 私たちは「誰しもコスモポリタン」である?──コスモポリタニズム不要論の含意
3 コスモポリタニズムとグローバルな政治共同体──新たなコスモポリタニズムの可能性
おわりに──私たちは「誰しもコスモポリタン」ではない!

第3章 グローバル化は「進歩」「時代の趨勢」だと言えるのか──新自由主義的な通俗的歴史観を疑う【施 光恒】

はじめに──今なお進む「グローバル化」「英語化」
1 「グローバル化史観」と「進歩」のイメージ
2 近代社会の成立の条件としての翻訳の意義
3 現在のグローバル化は「退歩」の側面を持つのでは?
4 「近代主義」のネイション論への疑念
5 多元的世界の必要性
6 「国際化」ビジョンという代替案
おわりに

第4章 パトリオティックな配慮とその限界──国際社会における消極的/積極的義務 【松元雅和】

はじめに
1 国際社会の四つの義務
2 選好テーゼ
3 同等テーゼ
4 優先テーゼ
おわりに

第2部 西洋/反西洋の思想と普遍主義

第5章 マルクスにおける普遍と特殊 【田上孝一】

はじめに
1 階級闘争の真実
2 普遍的解放を目指すヒューマニズム
3 普遍的解放 ほか

商品詳細

出版社名
法政大学出版局
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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