脳を開けても心はなかった 正統派科学者が意識研究に走るわけ
発売日:2024年3月
- ページ数
- 275p
- ISBN
- 978-4-8067-1660-0
- 著者情報
- 青野 由利(アオノ ユリ)
科学ジャーナリスト。毎日新聞で生命科学、天文学、宇宙開発、火山など幅広い科学分野を担当し、論説委員やコラムニストを務めた。科学報道を牽引してきた業績で2020年度日本記者クラブ賞受賞。東京生まれ。東京大学薬学部卒。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。フルブライト客員研究員(MIT・ナイト・サイエンス・ジャーナリズム・フェロー)、ロイター・フェロー(オックスフォード大学)。著書に科学ジャーナリスト賞を受賞した『インフルエンザは征圧できるのか』(新潮社)、講談社科学出版賞を受賞した『ゲノム編集の光と闇―人類の未来に何をもたらすか』(ちくま新書)等
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商品説明
「意識」に代表される生命現象のすべては、物質レベルで説明できるのか。意識研究に挑んできた世界の天才・秀才科学者たちの心の内を、科学ジャーナリストがインタビューや資料から読み解く。ノーベル賞科学者に代表される正統派科学者が、脳と心の問題にハマるのはなぜか。その理由から浮き彫りになる現代最先端科学の光と影。分子生物学、脳科学、量子論、複雑系、哲学、さらに最先端のAIまで、意識研究の過去から近未来までを展望。
目次
はじめに
プロローグ
1996年 DNAから心へ/1998年 超伝導から心霊現象へ
1章 20世紀の科学の勝利とほころび
1998年 意識は感染する/ノーベル賞の季節/青天の霹靂/20世紀の科学の象徴
19世紀末の物理学/量子力学の誕生/素粒子の発見/物理から生命へ
還元主義の全盛/ほころびる絶対観
コラム
シュレディンガーの猫
2章 ノーベル賞から「意識」へ
物質から神秘主義へ
シュレディンガー(1887〜1961)
脳から二元論へ
シェリントン(1857〜1952)/エックルス(1903〜1997)
スペリー(1913〜1994)/ペンフィールド(1891〜1976)
新しい物理を
ペンローズ(1931〜 )/ウィグナー(1902〜1995)
科学から超心理学へ
カレル(1973〜1944)
コラム
潜在記憶と顕在記憶/アインシュタインの脳
3章 哲学? いや科学で解こう
クリック(1916〜2004)──視覚の不思議がカギを握る/コッホとゾンビ
エーデルマン(1929〜2014)──免疫の仕組みをあてはめよう
利根川進博士(1939〜 )──遺伝子で謎を解く/その後の利根川博士
コッホの「ロマンチック還元主義」/万物に意識が宿る?/トノーニの「統合情報理論」
コラム
見えないのに見えている/注意が立ち上がるとき/サブリミナル・カット
知覚的現在/さまざまな還元主義
4章 「AIは意識を持つか」論争
HALの誕生日/コンピュータは意識する/意識は説明された/哲学者と意識
サールの中国語の部屋/チューリング・テスト/ペンローズの分類/正統派と人工知能
クオリア/むずかしい問題とやさしい問題/「機械は意識を持てない」のはなぜか
下條さんによるAIの「意識」とは/土谷さんがみるIITの強みとは
25年ぶりにコッホに聞いてみた/アニル・セスにも聞いてみた/ガーランド・テスト
チャルマーズの問い/LLMに意識は宿るのか/「AIの意識」を認める未来は来るか
チャットGPTに聞いてみた
< ほか
商品詳細
- 出版社名
- 築地書館
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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