東南アジアにおける国家のリスケーリング 都市研究と地域研究との対話
発売日:2024年2月
- ページ数
- 322p
- ISBN
- 978-4-623-09665-7
- 著者情報
- 玉野 和志(タマノ カズシ)
1987年東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。現在、放送大学教養学部社会と産業コース教授
船津 鶴代(フナツ ツルヨ)
2007年東京大学大学院人文社会系研究科単位取得退学。現在、JETROアジア経済研究所新領域研究センター環境・資源研究グループ主任研究員
齊藤 麻人(サイトウ アサト)
2002年ロンドンスクールオブエコノミクス大学院地理環境学研究科博士課程修了。現在、横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科教授
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商品説明
リスケーリングとは、ローカル、ナショナル、リージョナル、グローバルといった領域的空間的スケールが時代や政策によって再編されていくことである。本書は、東南アジアにおける各国の経済発展とそれに伴うリスケーリングについての個別事例を議論する。国家の統制力が弱い東南アジアをこのリスケーリング論から見たとき、よりドラスティックで新しい東南アジア地域研究が拓かれる。
リスケーリングとは、ローカル、ナショナル、 リージョナル、グローバルといった領域的空 間的スケールが時代や政策によって再編され ていくことである。本書は、東南アジアにお ける各国の経済発展とそれに伴うリスケーリ ングについての個別事例を議論する。国家の 統制力が弱い東南アジアをこのリスケーリング 論から見たとき、よりドラスティックで新しい 東南アジア地域研究が拓かれる。
目次
まえがき
序 章 東南アジアの現実とリスケーリング(玉野和志)
第1部 「国家のリスケーリング」とアジア
第1章 ニール・ブレナーの「国家のリスケーリング」理論――国家空間と都市空間の不均等な重なり(林 真人)
1 「新しい国家空間」とはなにか
2 New State Spacesの理論的基礎
3 リスケーリングの理論化と事例研究
4 ルフェーブル、惑星的都市化、リスケーリング研究の現在地
第2章 東アジアにおけるリスケーリング論をめぐって(齊藤麻人)
1 東アジアにおける「リスケーリング論」
2 日本と韓国における個別事例の検討
3 東アジアの「開発主義国家」とリスケーリング
4 リスケーリング論の可能性
Essay 1 歴史からみる東南アジアの国家とリスケーリング(長田紀之)
1 東南アジア国家論と周縁へのまなざし
2 近代国家という経験
3 地域の歴史とリスケーリング
Essay 2 東南アジア都市論とリスケーリングの視座(船津鶴代)
1 リスケーリング論と東南アジア
2 「過剰都市論」から「メガ都市(都市圏)」の形成へ
3 東南アジアの都市論とリスケーリング
第2部 東南アジアにおける資本戦略の再編とリスケーリング
第3章 インドネシア首都圏形成過程にみるリスケーリング(新井健一郎)
1 リスケーリング理論の脱領域化/再領域化
2 ジャカルタ――その後背地の形成
3 Fixとしての首都圏
4 民主化後の首都圏開発
第4章 フィリピン―ナショナルの不在と希求(日下 渉)
1 植民地主義と国民国家の形成
2 ナショナルの模索と頓挫
3 グローバル経済とナショナルの希求
4 自由民主主義の後退
第5章 マレーシアにおける天然ゴム製造業の台頭と躍進――国家の成長戦略を越えて(河野元子)
1 マレーシアというアリーナ
2 マレーシアの天然ゴム産業発展前史
3 新経済政策の導入と天然ゴム産業の変容
4 ほか
商品詳細
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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