日本語学習は本当に必要か 多様な現場の葛藤とことばの教育
発売日:2024年2月
- ページ数
- 228p
- ISBN
- 978-4-7503-5713-3
- 著者情報
- 村田 晶子(ムラタ アキコ)
コロンビア大学教育大学院博士課程修了(教育人類学博士)。現在、法政大学グローバル教育センター教授。専門は、教育人類学、言語文化教育、フィールドワーク教育
神吉 宇一(カミヨシ ウイチ)
大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。海外産業人材育成協会(AOTS)、長崎外国語大学を経て、武蔵野大学グローバル学部教授。専門は、日本語教育学、言語教育政策
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商品説明
2019年に「日本語教育の推進に関する法律」が公布、施行され、日本語教育に関する注目が高まっているが、「日本語は本当に必要なのか」という本質的な問いについて、私たちはどれだけ考えているのだろうか。本書では、大学の英語学位生、理工系留学生、技能実習生、介護士、夜間中学や地域の日本語教育に携わる人々など、様々な現場の葛藤と課題を明らかにし、ことばの学びの意味の重層性を浮き彫りにし、未来のことばの教育の可能性を考えていく。
目次
はじめに
第1章 日本語学習は本当に必要か――多様な現場の葛藤とことばの教育[村田晶子・神吉宇一]
1.日本語を「教える」ことに対する批判的な振り返り
2.時代の変化と日本語を「学ぶ」ことの意味の揺らぎ
3.本書の各章の紹介――現場の人々の自問自答・葛藤・迷い
4.おわりに――未来のことばの教育に向けて
第2章 英語学位生にとっての「日本語」というグレーゾーン――学生たちの4年間の葛藤と変容[村田晶子]
1.はじめに
2.英語学位生にとっての言語的トランジションの難しさ
3.調査について
4.学生たちの4年間の葛藤と変容
5.未来に向けて
第3章 エリート教育の葛藤――日英ハイブリッドプログラムの抱える課題をどう乗り越えるか[河内彩香]
1.はじめに
2.Aプログラム概要――日本語で高度な専門性を獲得するエリート教育
3.インタビュー調査の概要
4.理系教員が感じているプログラムの問題
5.留学生が感じたプログラムの問題とかれらのサポートネットワーク
6.「英語環境から日本語環境へのトランジション」問題はどのように解決できるか
7.おわりに――日本語教育関係者はどのような支援ができるか
第4章 理系英語学位留学生の就職活動の葛藤[長谷川由香]
1.深刻な理系人材の不足
2.日本企業が理系留学生にもとめる日本語力
3.理系留学生への日本語教育
4.理系留学生の就職活動の葛藤
5.おわりに――日本語教育関係者に何ができるのか
第5章 就労の日本語教育は本当に必要なのか――いわゆる「業務」と日本語の関係について考える[神吉宇一]
1.社会的背景と本章の問題意識
2.調査について
3.分析
4.共生社会のための日本語教育とは
5.今後の世界とことばの教育
第6章 就労現場で学ぶべきは「介護の日本語」なのか――技能実習生にとってのこ ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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