和算からベルヌーイ数へと続く数の世界 ベル数・スターリング数でも和算家はスゴかった
発売日:2024年4月
- ページ数
- 263p
- ISBN
- 978-4-297-14085-4
- 著者情報
- 小林 吹代(コバヤシ フキヨ)
1954年福井県生まれ。2014年介護のため早期退職し、現在に至る
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商品説明
有名な和算家関孝和が、ベルヌーイ数を発見していたことはご存じでしょうか。実は驚くべきことにベル数やスターリング数も和算家によって発見されていました。その日本発の研究は源氏香にその端を発します。和算と西洋数学の両面からアプローチしてベルヌーイ数に関する不思議なクラウゼン・フォンシュタウトの定理にも迫りましょう。
関孝和がベルヌーイ数を発見していたことは特に有名ですが、和算家が大きく貢献した有名な数が他にもあります。関孝和の孫弟子にあたる松永良弼(よしすけ)によるベル数や、坂正永(まさのぶ)によるスターリング数などです。和算家たちはこれらの数を「場合の数」と捉えます。一方、スターリングなど西洋の数学者たちは「代数」と捉えていました。スターリング数は、ベルヌーイ数に関する重要なクラウゼン-フォンシュタウトの定理に欠かせない重要な数でもあります。和算と西洋数学によるそれらの数の捉え方の違いを通して、それらがどのようにしてベルヌーイ数へとつながっていくのか、わかりやすく解説します。題材として「源氏香図」を使います。これは単なるデザインではなく、数学的な意味をもつもので、源氏香52通りはベル数とも呼ばれています。
楽しみながら数学を学ぶことができる1冊です。
目次
はじめに
1章 源氏香のミステリー
日本発の研究とは…
「源氏香図」52個に『源氏物語』54帖が…
「源氏香」から和算家達が発見した式とは…
「二項係数」を並べて「パスカルの三角形」を作ろう
「源氏香図」52個を描き上げよう
源氏香図のミステリー(1)
コラム1 10種香は何通りか(1)
2章 和算家のスターリング数
和算家達のさらなる発見とは…
漸化式から「第2種スターリング数の三角形」を作ろう
「n=4の香図」を描き上げよう
源氏香図のミステリー(2)
漸化式から「第1種スターリング数の三角形」を作ろう
「置換」を「プレゼント交換」で見てみよう
「置換」を「サイクルの個数」で見てみよう
nを増やして「置換」のサイクルを見ていこう
コラム2 10種香は何通りか(2)
3章 スターリングのスターリング数
「二項係数」の関係式を代数の側面から見てみよう
二項係数の「一般項」を場合の数から求めよう
「べき乗」を「下降階乗」で表そう
「べき乗」を「上昇階乗」で表そう
第2種スターリング数の三角形で「列」に着目しよう
何を展開すると第2種スターリング数が現れるか
第2種スターリング数の「一般項」はどうなるか
場合の数の「包除原理」から一般項を求めよう
「n!」を「二項係数」で表そう
第1種スターリング数の三角形で「列」に着目しよう
「第1種スターリング数の多項式」を因数分解しよう
「上昇階乗」を「べき乗」で表そう
「下降階乗」を「べき乗」で表そう
「べき乗」→「下降(上昇)階乗」→「べき乗」
コラム3 攪乱順列とモンモール数
4章 ベル数と無限級数
無限和を、ベルヌーイ数を用いて表そう
無限和を、ベル数を用いて表そう(1)
ベル数の「母関数」を求めよう
無限和を、ベ ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 知りたい!サイエンス 154
- 出版社名
- 技術評論社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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