空爆と制裁 元モスクワ特派員が見た戦時下のキーウとモスクワ
発売日:2024年3月
- ページ数
- 318p
- ISBN
- 978-4-86310-280-4
- 著者情報
- 黒川 信雄(クロカワ ノブオ)
イギリス・ウェールズ大学ジャーナリズム学部修士課程修了。ロイター通信財団、日本工業新聞社を経て、産経新聞社入社。経済部、外信部を経て2014年11月から18年1月までモスクワ特派員。現在は大阪経済部記者
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商品説明
戦時下のウクライナとロシアへ、記者は飛んだ。空爆下のキーウで、制裁下のモスクワでそれぞれの市民は何を思い、どこへ向かうのか。三年目に突入したウクライナ戦争。
"◎なぜロシアは戦争を続けるのか。なぜウクライナは抗い続けられるのか。
開戦後、ロシアとウクライナそれぞれに渡り、人々の本音に迫った。
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「侵略する側とされる側、その双方から生の声を拾い上げた一冊。この戦争を理解するための必読書である」
小泉悠氏(東京大学先端科学技術研究センター准教授)推薦!
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収まらぬインフレ、エネルギー価格の高騰、不安定化する国際秩序……私たちの日常を揺さぶり続けるウクライナ戦争。三年目に突入したこの戦争は、どこへ向かうのか。
それは、ウクライナとロシア、それぞれの国民の声に耳を傾けることで明らかになる。
「ロシア軍にはこれだけの目に遭わされてきた。だから、絶対に負けるわけにはいかないんだ」(キーウの男性)
「今はね、何もしゃべらないほうがいいのよ。何かをしゃべるには、あまりにも危険だわ」(モスクワの女性)
「ロシア兵は""埋めろ、ただし庭にだ""と言ったんだよ。うちの庭は、死体を埋める穴だらけになったよ」(ブチャの女性)
「知っているかい。ブチャの映像はね、いわば""ポルノ""なんだよ。すべて、作り話なんだ」(ロシア人の旧友の知人)
「われわれはクリミアを奪われて学んだ。ロシアと妥協をしても、彼らは結局、侵略の手を止めない」(キーウの市民)
毎日のように空爆が続くキーウで、制裁で世界から孤立したモスクワで、彼らは何を思うのか。それを解き明かすべく、開戦から数カ月後、戦争当事国となったウクライナとロシアに、記者は飛んだ。産経新聞記者元モスクワ特派員による現地ルポ。
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目次
"●はじめに
●プロローグ
●第一部 二つの首都
○第一章 空爆下のキーウへ
ソ連時代の列車に乗って、ウクライナへ / 五年ぶりのキーウ / ミサイル攻撃の生々しい爪痕 / 破壊と日常が交差する光景 / キーウで暮らす避難民 / 脅かされる電力というライフライン / 「ロシアと妥協をしても、侵略は止まらない」 / ヨウ素剤は飛ぶように売れた / 偽旗作戦による核攻撃の恐怖 / チェルノブイリ原発事故の記憶 / スマートフォンが変えた戦争 / デジタル空間もロシアとの戦場に / 陥落寸前のマリウポリからのオンライン会見 / インターネット回線による支配 / 戦禍と希望が交じり合う都市オデッサ / オデッサの避難民たち / ウクライナと世界をつなぐ港 / ウクライナで復興万博を / 破壊とバリケードの「夢洲」 / 閉ざされた海 / 復興を目指す「虐殺の町」ブチャ / ブチャに残った中小企業 / フェイクニュースとの戦い / 真実を発信し続けるということ / 徹底抗戦の源
【インタビュー】戦争を招いたロシアへの「不処罰」 ウクライナの平和のためには法の裁きが必須(二〇二二年ノーベル平和賞受賞団体「市民自由センター」代表 オレクサンドラ・マトビチュク氏)
○第二章 制裁下のモスクワへ
""普通の人""には理解できない / 母国を脱出するため、航空券を求め長蛇の列 / 侵略国家の国民ではいたくない / 本音を隠し、ロシアにとどまる / 地方とモスクワで最大一〇〇倍近い死亡率の差 / プーチン支持の声を上げる高齢者たち / 「これを見れば、あなたも真実がわかる」 / 「そこにあるナチズム」 / 八年間続く東部紛争 / 不可思議な男 / 「ウクライナはナチス」と信じる心理 / ""死んだ子供の肉""をレストランで? / すべての始まりは貧困の一九九〇年代 / 真冬に立ち並ぶ老人たち / 「エリツィンは西側のいいなり」 / 二〇〇五年、再びロシアへ / 「強い指導者」プーチンの登場 / 「もう二度と、あのような混乱はごめんだ」
【インタビュー】侵攻賛同の背景にある根深いロシア国民の「帝国主義思想」(ウクライナ人国際政治学者 グレンコ・アンドリー氏)
ほか"
商品詳細
- 出版社名
- ウェッジ
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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