風土記註解シリーズ 1「常陸國風土記註解」
発売日:2024年1月
- 巻の著者
- 廣岡義隆/校注
- 巻の書名
- 常陸國風土記註解
- ページ数
- 582p
- ISBN
- 978-4-7576-1080-4
- 著者情報
- 廣岡 義隆(ヒロオカ ヨシタカ)
1947年1月福井県大飯郡おおい町に生まれる。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)大阪大学。園田学園女子大学講師、三重大学教育学部助教授、三重大学人文学部教授を経、現在三重大学名誉教授
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商品説明
風土記学の礎となる註解書。民の生活を基本とした、孝徳天皇による改新の理想政治の実例提示を特質とする『常陸國風土記』の本文を整定し、“訓読”“現代語訳”を付すと共に、語史・音韻学・訓点学・史学・木簡学・植物学等々の諸成果・研究史に基づいて、最新の“註解”を提示する。本文は卓越した写本に恵まれないために、底本の用字に縛られる愚を避け、底本を敢えて設定せず、各写本を勘案した校訂本文を提示した。加えて詳細な本文“校異”を明示することによって異本状況を明らかにした。その本文は、「常陸国号」「常陸国勢」「新治郡号由来」などという段落項目名を立てて、本文掌握と検索上の便宜とした。
和銅六年(713)の風土記撰録の命により、当時の国々の地名策定・産物提示・土地有様・地名由来・現地伝承などを報告した地誌としての古風土記の、最新の研究成果である。本書は【地図】【本文】【校異】【訓読】【現代語訳】【註解】【考】【参考文献】などの項目からなる「風土記註解シリーズ」で、当シリーズは基礎を重んじ、しかも意欲的な註解により画期をなすものであり、風土記研究の礎となること間違いない成果としてある。
目次
解題
『常陸國風土記』について
風土記編纂の命
「解」としての風土記
「古老相伝旧聞記」としての『常陸國風土記』
文体
郡家言上資料について
地名列挙型ではない、縷述型の文章展開による記述方式
「古伝」史料の掲載
当風土記に見られる近代性
成立
写本
逸文
巻子本から冊子本へ
常陸國風土記註解
凡例
常陸国総記
常陸国地図―凡例
地図―建評以前の国造制下のクニ領域図・風土記の常陸国各郡位置図
常陸国号
考1 「解」の「事書き」について
考2 上代文献における「堀・掘」字について
考3 常陸という国名について
常陸国勢
考 常世の国という修辞表現について
新治郡
地図―新治郡(白壁郡)
新治郡号由来
考 「新治」の「はり」と「治」字について
大神駅家(逸文)
笠間村・葦穂山
白壁郡
白壁国(逸文)
考 古称のクニについて
枳波都久岡(逸文)
筑波郡
地図―筑波郡
筑波郡号由来
考 「筑?命」について
筑波神と福慈神
考 「歓然謌曰」について
筑波岳
騰波江
河内郡
河内郡
信太郡
地図―信太郡
信太郡の四至
信太郡の創始(逸文)
信太郡号由来(逸文)
考 「時人謂之『赤幡垂國』」について
碓井
高来里
考1 里名の上の「有・在」字の有無
考2 本文「嚴」字について
常陸路頭
乗浜之村
考 「能理波麻之村」について
浮島村
賀久賀鳥(逸文)
茨城郡
地図―茨城郡
茨城郡号由来
考 「中男」の語について
信筑之川
高浜の?歌会
田余里
考1 「俗云与久多麻礼流弥津可奈」について
考2 「田餘」の用字について
行方郡
地図―行方郡
行方郡の成立
行方郡号由来
考1 「以玉尊井」 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 和泉書院
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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