AIと著作権

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ページ数
345p
ISBN
978-4-326-40435-3
著者情報
上野 達弘(ウエノ タツヒロ)
早稲田大学法学学術院教授。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学

奥邨 弘司(オクムラ コウジ)
慶應義塾大学大学院法務研究教授。京都大学法学部卒業、ハーバード・ロースクールLL.M.課程修了。電機メーカー法務本部勤務、神奈川大学助教授を経て、2013年より現職

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商品説明

AI学習はどこまで許されるのか。AIによる生成は人間の創作と異なるのか。生成AIの急速な発展により、AIと著作権をめぐる法制度の在り方に対しては、かつてないほどに社会の関心が高まっている。権利保護と利用促進のバランスが問われるなか、最先端の問題状況について地に足のついた分析を究めるべく、本分野に精通する研究者が著作権法に通底する基本思想から徹底考察。現行規定の法解釈から将来を見据えた立法論まで、論稿・座談会を通じてきめ細やかに議論を重ねた一冊。

高機能生成AIは著作権の夢をみるか? 世界各国の最新動向と我が国における議論状況を踏まえ、今後の法規制の在り方を検討する。

高機能生成AIの登場により、AIをめぐる著作権制度の在り方には、かつてないほど大きな注目が集まっている。権利者側からは法規制の見直しが叫ばれ、政府も各種対応に追われるなど、一種の社会的な混乱が生じているなかで、どこまでコンセンサスが得られ、どこから先に議論の余地があるのか、珠玉の論攷と座談会を通じて徹底分析。

目次

Part I 序論

第1章 「AIと著作権」の過去・現在・未来[上野達弘]
 1 AIとは
 2 AIと著作権をめぐる諸論点
 3 展望──生成AIブーム?

Part II AIによる学習の侵害成否

第2章 日本法における権利制限──著作権法30条の4を中心に[愛知靖之]
 1 はじめに
 2 30条の4と旧47条の7との比較
 3 享受目的を併有する情報解析?
 4 30条の4柱書但書
 5 おわりに

第3章 諸外国における情報解析規定と日本法[上野達弘]
 1 英 国
 2 欧州指令
 3 スイス
 4 シンガポール
 5 検討

第4章 アメリカにおけるフェア・ユース該当性[奥邨弘司]
 1 機械学習とフェア・ユース
 2 フェア・ユースの概要
 3 変容力のある利用
 4 機械学習のフェア・ユース該当性の検討
 5 関連する訴訟の概要と現状
 6 補足

Part III AIによる生成の侵害成否

第5章 依拠・類似[奧邨弘司]
 1 依拠が問題となる状況
 2 依拠に関する従来の議論
 3 依拠に関する検討
 4 類似について

第6章 行為主体と準拠法[横山久芳]
 1 はじめに
 2 行為主体
 3 準拠法

Part IV AI生成物の著作権保護

第7章 AI生成物の著作物性[前田健]
 1 はじめに
 2 著作物性の判断基準
 3 AI生成物が著作物と認められる場合
 4 AI生成物の著作者
 5 立法論──AI生成物保護の将来
 6 おわりに

第8章 イギリスの著作権法におけるコンピュータ生成物の保護[今村哲也]
 1 はじめに
 2 創作者主義の原則に対する特殊な状況
 3 コンピュータ生成著作物の保護内容
 4 Nova Productions Ltd v Mazooma Games Ltd事件
 5 学説の状況
 6 知的財産庁のコンサルテーション(2021年)

商品詳細

出版社名
勁草書房
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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