文学教育における読書行為の研究
発売日:2024年1月
- ページ数
- 385p
- ISBN
- 978-4-8234-1214-1
- 著者情報
- 丹藤 博文(タンドウ ヒロフミ)
1960年、弘前市に生まれる。東京学芸大学大学院修了。東京都立高校教諭を経て、愛知教育大学教育学部国語教育講座教授。博士(教育学)。専門は、国語科教育(文学教育)。日本文学協会、全国大学国語教育学会、日本読書学会、日本国語教育学会、日本近代文学会などに所属
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商品説明
本書は学校教育における文学教材の読みについて、読書行為の観点からその有効性を明らかにし、その成立のための方法を提案する。まず戦後文学教育を読書行為論の視点から批判的に検討し、また、文学の機能を教室で生かすために、言語論的転回以後の読書行為論の理論と方法を構築した。さらに文学教材をナラティヴ・メソッドにより分析していくことで、テクストの行為を可視化することを試みる。文学教育の新たな理論と実践の書。
目次
序―文学教育の転回―
読むことの危機と文学教育
文学の機能としての読書行為(第I部 読書行為論の系譜)
言語論的転回以後の読みの教育(第II部 読書行為の理論)
ナラティヴ・メソッドの提案(第III部 読書行為の方法)
凡例
第I部 読書行為論の系譜
第一章 文学の機能としての読書行為
第1節 言語の機能をめぐって―西尾・時枝論争―
第2節 行為へのいざない
第二章 文学教育における現実化(アクチュアリティー)の探究
第1節 現実・形象・認識―現実認識・変革―
第2節 文学体験の成立―問題意識喚起―
第3節 主体と状況―状況認識―
第三章 読者と行為
第1節 読みにおける形象の問題―主観・客観論争―
第2節 読者の発見―十人十色―
第3節 創造の読み―言語行動主体―
第四章 読書行為論の課題
第1節 読みにおける感動の問題
第2節 行為と行動のあいだ
第II部 読書行為の理論
第一章 言語論的転回の地平
第1節 言語論的転回とは何か、なぜ言語論的転回なのか
第2節 読むことの転回
第3節 現実性(アクチュアリティー)から行為遂行(パフォーマンス)へ
第二章 行為遂行(パフォーマンス)の基礎理論
第1節 言語と行為
第2節 文学と行為
第3節 物語と行為
第三章 言語論的転回による読書行為論の再構築
第1節 言語論的転回以後の読みの地平
第2節 読みにおける主体とは何か
第3節 方法としての読み
第III部 読書行為の方法
第一章 行為遂行の方法(パフォーマンス)
第1節 ナラティヴ・メソッドとは何か、なぜナラティヴ・メソッドなのか
第2節 読書行為を生成する語り
第二章 ナラティヴ・メソッドの分析
第1節 ナラティヴ・メソッド1 形式に注目する―『スイミー』(レオ・レオニ)―
第2節 ナラティヴ・メソッド2 出来事の展開の仕方をとらえる―『おてがみ』(アーノルド・ローベル)―
第3節 ナラティヴ・メソッド ほか
商品詳細
- 出版社名
- ひつじ書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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