人類が永遠に続くのではないとしたら

加藤典洋/〔著〕

発売日:2024年2月

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ページ数
529p
ISBN
978-4-06-534504-7
著者情報
加藤 典洋(カトウ ノリヒロ)
1948・4・1〜2019・5・16。文芸評論家。山形県生まれ。1972年、東京大学文学部仏文科卒。国立国会図書館勤務、明治学院大学教授、早稲田大学教授を経て、2014年、同大学名誉教授。1985年、最初の評論集『アメリカの影』刊行。97年、『言語表現法講義』で新潮学芸賞、98年、『敗戦後論』で伊藤整文学賞、2004年、『テクストから遠く離れて』『小説の未来』で桑原武夫学芸賞を受賞

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商品説明

三・一一の原発事故は、私の中の何かを変えた。私はその変化に言葉を与えたいと思っている―こう書き出される論考で、保険すら引き受けてもらえない、誰も責任をとりきれないほどの災害が「新しい性格」を持つと規定された。かつて無限と思われた科学技術の発展が有限ではないかと疑われる現代において、人はいかに生きていくのか。この主題と懸命に向き合い考察しつづけた、著者後期の代表作。

本書は2011年の東日本大震災により起きた、福島第一原子力発電所事故に端を発する未曾有の危機を受け止めようとするなかで気付いた、自らの内奥の変化を問うところから始まる。地球規模とも思える危機に対して、人類はどのように責任を果たすべきなのか? その思考は、やがて過去の問題への問いから未来をいかに生きるかという問いへと移っていく――
「三・一一の原発事故は、私の中の何かを変えた。私はその変化に言葉を与えたいと思っている」――保険すら引き受けてもらえない、誰も責任をとりきれないほどの災害が「新しい性格」を持つと規定された。かつて無限と思われた科学技術の発展が有限ではないかと疑われる現代において、人はいかに生きていくのか。著者の真摯な態度でなされる思考の営みは、読む者を新しい境地へとたしかに誘う。著者後期の代表作である本書は、まさに「いまこそ真摯に読み返されるべき稀有な書」なのである。

目次

序 モンスターと穴ぼこ
1 さまざまな近代二分論があった
2 有限性の近代を生きる
3 日本から世界へ
4 新しい生態系と技術革新
5 偶発的契機であろうとする意思
6 イエスということ

商品詳細

シリーズ名
講談社文芸文庫 かP8
出版社名
講談社
サイズ
16cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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