自壊する「日本」の構造
- ページ数
- 370p
- ISBN
- 978-4-622-09670-2
- 著者情報
- 長谷川 雄一(ハセガワ ユウイチ)
1948年仙台市生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学、専門は日本政治外交史。東北福祉大学名誉教授
水野 和夫(ミズノ カズオ)
1953年愛知県生まれ。埼玉大学大学院経済科学研究科後期博士課程修了。博士(経済学)。三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミストを経て、内閣府大臣官房審議官(経済財政分析担当)、内閣官房内閣審議官(国家戦略室)を歴任。現在、法政大学法学部教授
島薗 進(シマゾノ ススム)
東京大学大学院人文科学研究科博士課程・単位取得退学。東京大学大学院人文社会系研究科・教授、上智大学グリーフケア研究所所長を経て、大正大学客員教授、上智大学グリーフケア研究所客員所員。専門は宗教学、死生学、生命倫理
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商品説明
現在の日本社会全体は、時代の要請によって次々に出てくる課題に対応できないどころか、政治・経済・メディア・道徳などあらゆる局面で「劣化」や「自壊」に向かっているようにみえる。日本国憲法と二重基準になっている日米安保条約はじめ、対米従属のあり方、メディアと権力の癒着の実態やジャーナリズムの課題、教育現場での右傾化、自民党一強政治の経緯、核政策と原発問題の矛盾と失敗の構造、統一教会問題からみえてくるもの、新自由主義イデオロギーが蝕んでいるものなど、多方向から、日本の過去・現在・未来を考える。
現在の日本社会全体は、時代の要請によって次々に出てくる課題に対応できないどころか、政治・経済・メディア・道徳などあらゆる局面で「劣化」や「自壊」に向かっているようにみえる。日本国憲法と二重基準になっている日米安保条約はじめ、対米従属のあり方、メディアと権力の癒着の実態やジャーナリズムの課題、教育現場での右傾化、自民党一強政治の経緯、核政策と原発問題の矛盾と失敗の構造、統一教会問題からみえてくるもの、新自由主義イデオロギーが蝕んでいるものなど、多方向から、日本の過去・現在・未来を考える。
目次
自壊する日本の「原像」 長谷川雄一
――序にかえて
1 内務省警保局発「外国軍駐屯地に於る慰安施設に関する件」/2「国体」から「国体」へ/3 理念なく、もたれ合う日本の組織の病理/4 不平等な対米関係に甘んずる日本という国/5 弱者と「犠牲のシステム」
新自由主義の隆盛と日本 水野和夫
――資本に『隷属への道』を敷設する新自由主義
1 新自由主義経済で不自由が増し生活は困窮――255兆円に相当する自由の消滅/2 サラマンカ学派と新自由主義――公正価格は神のみが知る/3 リアル・エコノミーvs.シンボル・エコノミー――資本に『隷属する道』へ/4 定常状態vs.成長経済――中庸か極端かの選択
「異形」の安全保障と沖縄 豊田祐基子
――日米関係史の中で
はじめに――「要石」から」「最前線」へ/1 「潜在主権」と天皇メッセージ 講和条約第三条の意味/2 抗議しない日本、現状維持という選択/3 「核抜き・本土並み」返還がもたらしたもの/4 「国内 問題」としての沖縄/おわりに――二つの戦争とブルースカイ
自壊するマスメディアからジャーナリズムを救出できるか 畑仲哲雄
はじめに/1 腐食の断面/2 産業的な凋落/3 権力の愛玩犬か、民主主義の番犬か/おわりに
なぜいま映画『教育と愛国』を通して政治を考えるのか 斉加尚代
1 山口と大阪は、映画『教育と愛国』で繋がる/2 歴史教科書「学び舎」への攻撃と日本書籍の倒産/3 維新の会の誕生と橋下徹氏の政治手法/4 東大名誉教授、伊藤隆氏から見えたもの/5 観客が育ててくれた映画。その反応と広がり、山口でも/6 沖縄戦から見える教育と政治的強要とは/7 平井美津子さんと教え子の感想/8 閣議決定というマジック/9 教育とメディア、そしてアカデミズムの可能性
日本の政党政治は自壊するのか 松岡信之
――政治の対立軸と選挙制度
はじめに/1 政治的対立軸の弱さ/2 小選挙区をめぐる自民党の策動/3 立憲民主党、新たな対立軸の模索/おわりに
日本的ナルシシズムという構造と自壊 堀有伸
はじめに/1 日本文化を貫く傾向としてのアンチ・ロゴス主義/2 藤田省三による『天皇制国家の ほか
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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