柳宗悦の視線革命 もう一つの日本近代美術史と民芸の創造
発売日:2023年12月
- ページ数
- 370,10p
- ISBN
- 978-4-13-083084-3
- 著者情報
- 西岡 文彦(ニシオカ フミヒコ)
多摩美術大学名誉教授。版画家。1952年生まれ。柳宗悦門下の版画家森義利に入門、徒弟制にて民芸手法の型絵染を修得、現代版画手法としての合羽刷として確立。日本版画協会展、国展で受賞(1977・78)、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ五十周年展(2005)に招待出品。作品が雑誌「遊」(工作舎)に起用されたことを機に編集・デザインに活動の幅を拡げ、ジャパネスクというコンセプトを提唱。1992年国連地球サミット関連出版にロバート・ラウシェンバーグらと参画、2005年愛知万博企画委員
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商品説明
生と死、刹那と永遠、有限と無限…あらゆる二元論を超えて、聖なるものの顕現を日常生活の直中に見出した博覧強記の巨人・柳宗悦。西岡文彦は、そうした柳の生涯と思索、「民芸」提唱以前と以後、「新しき科学」と「新しき芸術」の間に総合と調和を与え、ジョイスやプルースト、ウルフの同時代人として生きたその相貌を際立たせる。
目次
序 民芸の創造――もう一つの近代美術史のために
第一章 脱亜入欧のロダン――近代日本の美術言説を決定した雑誌「白樺」の熱狂
第二章 革命の画家――日本最初期のモダニズム讃美者としての柳宗悦
第三章 リーチと天心のロンドン――「白樺」の「文学的」な美術言説の原風景
第四章 西田哲学と大拙禅と柳のセザンヌ――近代美術批評の原風景としての『善の研究』
第五章 「白樺」と「劇団民藝」のゴッホ――「呪われた画家」が日本で「炎の人」になった理由
第六章 柳と啄木、それぞれの大逆事件――知識人の沈黙と「悲しき玩具」としての芸術
第七章 マティスと民芸、白樺派の文人趣味――貴族趣味としての清貧礼讃と反技巧主義
第八章 白樺美術展から日本民芸館へ――展示を「創作」とした柳の先駆的キュレーション
第九章 ブレイクと民芸の直観――ウルフのヴィジョン、ジョイスのエピファニー
第十章 純粋経験のアリア――声楽家柳兼子と美学者柳宗悦の誕生
第十一章 ゴーギャンのタヒチ、柳の朝鮮――アナキスト・プリンスのオリエンタリズム
第十二章 李朝白磁のオード――柳のキーツと郡虎彦のプルースト
終章 平常美これ道なり――柳とリーチの民芸
商品詳細
- 出版社名
- 東京大学出版会
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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