ナノ構造吸着科学
発売日:2023年12月
- ページ数
- 278p
- ISBN
- 978-4-621-30884-4
- 著者情報
- 金子 克美(カネコ カツミ)
現職:信州大学特別特任教授 先鋭材料研究所。1969年横浜国立大学工学部応用化学科卒業。2019年より現職。専門:物理化学、吸着科学、ナノ科学、カーボン科学
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商品説明
本書は、吸着科学の基礎、つまり、主として気体の固体表面への吸着にかかわる科学の基礎について、経験からのノウハウを交えた英知がつまっている。従来の熱力学的な記述を重視してきた吸着科学とは異なり、ナノスケールからみた構造科学的な取扱いを重視した記述とし、最近の進歩も取り入れている。分子が固体表面に吸着される過程を、吸着材の表面構造との関係から理解できる書である。
本書によって,吸着科学の基礎,つまり,主として気体の固体表面への吸着にかかわる科学の基礎,および吸着材の表面構造との関係から分子が固体表面に吸着される過程を理解することができます.
吸着科学は,従来,熱力学的な記述が重視されてきましたが,それとは異なり,本省では,ナノスケールからみた構造科学的な取り扱いを重視した記述としています.さらに,最近の進歩も取り入れています.
産業の基盤を支えている吸着科学.実際に吸着技術は,空気からの酸素・窒素・アルゴンの製造,高純度の水素製造,異性体の分離,再生可能エネルギーの促進などに用いられています.
本書には,経験からのノウハウを交えた英知がたくさんつまっています.これを礎とし,さらなる吸着科学の発展,または吸着プロセスへの応用へと広がることを願っています.
目次
はじめに
1章 ナノ細孔物質と細孔
1.1 細孔と表面
1.1.1 固体粒子のサイズを小さくする
1.1.2 固体中に孔をたくさん開ける
1.1.3 ナノ細孔体
1.1.4 表面欠陥
1.1.5 細孔と表面欠陥の違い
1.2 ナノ細孔体のいろいろ
1.2.1 結晶性の細孔体
ゼオライト / モンモリロナイト / 有機ゼオライト
1.2.2 非結晶性の細孔体
活性炭と多孔質ガラス / 規則構造性メソ細孔シリカ
1.3 細孔の種類とポロシティ
1.3.1 細孔径による分類
1.3.2 ナノ細孔
1.3.3 閉孔と開孔
1.3.4 潜在孔
1.3.5 細孔体の密度とポロシティ
1.3.6 閉孔ポロシティの決定
2章 気体吸着の分子論
2.1 蒸気と超臨界気体を区別する
2.1.1 相転移
2.1.2 超臨界流体と超臨界気体
2.2 分子と分子との相互作用とは
2.2.1 分子内の電子の偏りに起因する静電的な相互作用の実体
静電的なポテンシャル / 局所電荷 / 双極子モーメントと四極子モーメント
2.2.2 量子論的に平均化した電子の偏りに基づく相互作用:分散相互作用
瞬時的双極子
2.2.3 分子内の固体化した電子の偏りにより生じる静電的相互作用
Coulomb相互作用 / 双極子間相互作用
2.3 多極子が関与する相互作用と気体吸着との関係
2.4 水素結合
2.5 分子間相互作用を表す関数
2.5.1 Lennard-Jonesポテンシャル関数
2.5.2 Lorentz-Berthelot則
2.5.3 水分子間の相互作用ポテンシャル関数
2.6 分子と表面との相互作用
2.6.1 Lennard-Jonesポテンシャルを用いた固体-分子間相互作用
2.6.2 吸着されている分子の固体表面に対する振動運動
2.6.3 分子の安定位置の決定
2. ほか
商品詳細
- 出版社名
- 丸善出版
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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