日本仏教に未来はあるか
発売日:2024年1月
- ページ数
- 246p
- ISBN
- 978-4-393-10616-7
- 著者情報
- 平岡 聡(ヒラオカ サトシ)
1960(昭和35)年、京都市生まれ。佛教大学卒、同大学院博士後期課程満期退学。ミシガン大学アジア言語文化学科留学(1987〜1989)。現在、京都文教大学教授、京都文教学園学園長。博士(文学)
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商品説明
律の不在、納得いかない葬式、閉鎖的な僧団…仏教研究者であり、僧籍も持つ著者が、自戒も込めて現代の日本仏教を批判しつつ、戒律復興、仏教思想再興、葬式再建のための提言を行い、日本仏教を未来につなぐ。
このままでは日本仏教に未来はない!
律の不在、納得いかない葬式、閉鎖的な僧団......僧籍も持つ仏教研究者の著者が現代日本仏教の問題を批判しつつ、戒律復興、僧団改革、仏教の現代に対する有効性提示、葬式再建を提言し、日本仏教を未来につなごうとする。
※お届け日が変更になりました
1月16日→1月18日
目次
はじめに
プロローグ
本書の構成と内容:前半/本書の構成と内容:後半
第一章 政治と宗教
インドにおける政治と宗教/中国における政治と宗教/政治の傘下にあった日本仏教/日蓮の仏教/アジールとしての僧団/江戸時代:寺請制度/明治以降:世襲制度/現代:統一教会問題/「ダルマ」概念の有無から見た政治と宗教の関係
第二章 戒律の不在
出家仏教の背景/在家者との関係/日本仏教における戒律の問題/日本の戒律復興運動/近世以降の戒律復興運動/律不在の日本仏教/インド仏教からあった出家者の腐敗/教祖信仰/仏教に原理主義はない
第三章 葬式と戒名
葬儀不要論の第一期/第二期/第三期/葬式をめぐる近年の事例/葬儀の正統性:『大般涅槃経』をどう理解するか/葬儀の歴史/日本における葬送儀礼の歴史/インド仏教:ブッダの名前/戒名の正統性/授記思想は戒名の起源となりうるか
第四章 組織の改革――開かれた組織へ
新たな僧団の組織運営/政治との距離の取り方/アジールとしての寺院/公共空間としての寺院/絢爛豪華な色衣は必要か/麻三斤/新たな師弟養成過程の創出/外部団体との連携/第三者評価の導入/重要な在家者の役割/社会倫理の確立
第五章 戒律の復興
「聖性」の担保/家族を持つ出家者の限界/限界を超えるために/出家者であることの意味/在家仏教とは/戒律の復興に向けて
第六章 利他の実践――強みを再認識する
これからの社会の方向性と仏教思想の可能性
1自我の相対化 自我の肥大化と科学/無我による自我の相対化
2身体性の復活 脳化社会/仏教の修行/修行の意味
3物語の創出 娑婆世界を生き抜くために/物語の知の再評価/科学の知と物語の知の統合
4多様性の促進 相入と相即/曼荼羅という世界観/共存から共生へ
第七章 葬式の再建――弱みを強みに変える
死を意識してこそ充実する生/人称別の死/人称別の死体/方便としての葬式/葬式仏教の問題点/生者と死者の中間にある葬送儀礼/「メメント・モリ」の逆襲/戒名授与の是非
第八章 異端の出現
A Few Good Men/遁世僧に学ぶ/異端の仏教者の出現
エピローグ
教団は“福田”たりう ほか
商品詳細
- 出版社名
- 春秋社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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