百人一首 編纂がひらく小宇宙
発売日:2024年1月
- ページ数
- 258p
- ISBN
- 978-4-00-432006-7
- 著者情報
- 田渕 句美子(タブチ クミコ)
1957年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程退学。日本中世文学・和歌文学・女房文学専攻。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授
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商品説明
『百人一首』は、誰によって、何の目的で作られたのか。長らく藤原定家が撰者とされてきたが、著者の最新の研究により、後人による改編が明らかとなった。成立の背景やアンソロジーとしての特色を解きほぐし、中世から現代までの受容のあり方を考えることで、和歌にまつわる森羅万象を網羅しているかのような求心力の謎に迫る。
『百人一首』は、誰によって、何の目的で作られたのか。長らく藤原定家が撰者とされていたが、著者の最新の研究により、後人による改編が明らかとなった。成立の背景やアンソロジーとしての特色を解きほぐし、中世から現代までの受容のあり方を考えることで、和歌にまつわる森羅万象を網羅するかのような求心力の謎に迫る。
目次
序 章 『百人一首』とは何か――その始原へ
第一章 『百人一首』に至る道
1 勅撰和歌集というアンソロジー――撰歌と編纂の魔術
2 八代集という基盤――「私」から複数の人格へ
3 『三十六人撰』から『百人一首』へ――〈三十六〉と〈百〉の意味
第二章 『百人一首』の成立を解きほぐす
1 アンソロジスト藤原定家の登場――編纂される和歌と物語
2 『百人秀歌』と『百人一首』――二つの差異から見えるもの
3 贈与品としての『百人秀歌』――権力と血縁の中に置き直す
4 定家『明月記』を丹念に読む――事実のピースを集めて
第三章 『百人一首』編纂の構図
1 『百人一首』とその編者――定家からの離陸
2 配列構成の仕掛け――対照と連鎖の形成
3 歴史を紡ぐ物語――舞台での変貌
4 和歌を読み解く――更新される解釈
5 『時代不同歌合』との併走――後鳥羽院と定家
第四章 時代の中で担ったもの
1 歌仙絵と小倉色紙――積み重なる虚実の伝説
2 和歌の規範となる――『百人一首』の価値の拡大
3 異種百人一首の編纂――世界を入れる箱として
4 『百人一首』の浸透――江戸から現代まで
終 章 変貌する『百人一首』――普遍と多様と
『百人秀歌』 『百人一首』所収和歌一覧
主要参考文献
図版出典一覧
あとがき
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波新書 新赤版 2006
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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