聖地旅順と帝国の半世紀 近代日本の磁場をたどる

渡辺浩平/著

発売日:2024年2月

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ページ数
263,7p
ISBN
978-4-560-09395-5
著者情報
渡辺 浩平(ワタナベ コウヘイ)
1958年生まれ。立命館大学文学部卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科中国文学専攻修士課程修了後、博報堂入社。北京と上海に駐在。愛知大学現代中国学部講師、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授を経て、同特任教授、北海道大学名誉教授。専門はメディア論

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商品説明

安重根、乃木希典、水野廣徳、肅親王、川島芳子、石原莞爾―。旅順から近代日本はいかに見えたか?旅順をめぐる、もうひとつの物語。

旅順は帝国日本の「聖地」であった。
1939年に旅順市役所が発行した旅順案内の小冊子の名はまさに、「聖地旅順」である。なぜ旅順は聖地なのか。
それは言うまでもなく、陸軍の旅順攻略が日露戦争の勝利へとつながっていくからだ。だが、旅順戦蹟の案内書が数多く出版され、「巡礼」の地となったのは、昭和になってからのことである。つまり、30年あまりの年月を経て、旅順の聖地化が進んだのである。
実は、聖地となる前、旅順はなかば忘れられていた時期がある。帝国日本の植民地経営の中心は大連、そして新京(長春)に移ったからである。この忘却と、聖地としての復活、そして戦後の冷戦下の旅順について本書では見ていく。
とりわけ旅順にとっては、1931年の満洲事変と、翌年の満洲国建国が画期となった。
安重根、乃木希典、水野廣徳、肅親王、川島芳子、石原莞爾――。旅順から近代日本はいかに見えたか? 旅順をめぐる、もうひとつの物語。ロングセラー『第七師団と戦争の時代』の著者渾身の書き下ろし。貴重な図版多数。

目次

はしがき
第一章 仰ぎ見る表忠塔 
第二章 水雷艇の旅順海戦 
第三章 日露戦後の癈兵 
第四章 アカシヤの街 
第五章 日本海海戦から西部戦線へ 
第六章 軍縮の時代の「日露戦争」 
第七章 鎮遠町十番地 
第八章 石原莞爾と水野廣徳の日米戦争 
第九章 旅順にまつられた皇祖神
第十章 ソ連軍の進駐から撤退まで 
 あとがき 
 文献

商品詳細

出版社名
白水社
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

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