内なる亡命日記 ナチ政権下の日々1933-45

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ページ数
538p
ISBN
978-4-560-09396-2
著者情報
高田 ゆみ子(タカダ ユミコ)
1956年大阪生まれ。東京外国語大学ドイツ語学科卒業。東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了

¥7,700 税込

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商品説明

ナチに屈せず、毅然とした態度を貫いた文人の記録。大戦前から敗戦まで、文筆家・文学翻訳家の著者が「意図的傍観者」として、市井で過ごした、苦難と思索と創作の日々。詳細な原注・写真・図版収録。

本書は、「マルクス主義的活動」を理由にベルリン市立図書館司書の職を解雇された後、作家、英米文学翻訳家として活躍した文人が残した、貴重な一次史料だ。著者は共産主義の活動家でも前線の兵士でもなく、市井の「意図的傍観者」の立場を貫き、戦前から終戦までの12年間、ナチ政権と日々の出来事に毅然とした視線を向けてきた。
文学を語らい、室内楽を奏で、自然に親しむといった私的な記録だけでなく、新聞、ラジオ、人々の噂を冷静に分析し、戦況を注視し、為政者に対する失望と嘆き、彼らへおもねる同僚への憤懣を漏らす。ヒトラーやゲッベルス、御用学者に対する忌憚ない批判は見事に的を射ている。空襲の恐怖や食糧難も深刻だ。
著者は「戦争に向かっていく、いやな予感がする」と1933年11月に記し、大半の国民は政権に対して首を横に振り、政治家の言動に憤っているというのに、なぜ暴走を止められないのかと、もどかしさを感じている。そして、市民の密告者的性質、出世志向、打算的従順を指摘し、同調圧力や戦時統制の厳しさに多くが屈していく姿を描く。
読者は、今を生きる私たちが、戦前のドイツと似た状況に置かれていることを痛感するだろう。

※お届け日が変更になりました
1月30日→2月2日

目次

はじめに
 編集者による序
 初版への序言
 凡例
一九三三年
一九三四年
一九三五年
一九三六年
一九三七年
一九三八年
一九三九年
一九四〇年
一九四一年
一九四二年
一九四三年
一九四四年
一九四五年
 訳者あとがき

商品詳細

出版社名
白水社
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:VON DEN NAZIS TRENNT MICH EINE WELT 原著海外用短縮版の翻訳

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