3.11からの平和学 「脱原子力型社会」へ向けて

日本平和学会/編

発売日:2023年12月

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ページ数
233p
ISBN
978-4-7503-5677-8

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商品説明

原子力災害があぶり出した近代文明社会の構造的暴力を問う。設立50周年を迎えた日本平和学会が総力をあげて“文明と平和学”の課題に取り組むシリーズの第1巻は、東京電力福島原発事故によって顕在化した近代文明社会の構造的矛盾を根源的にとらえ直す。人間と自然、科学技術と戦争、中心と周辺といった問題を問い、望ましい社会の実現へ向けた歩みを作り出していくための知的探求を試みる一冊。

設立50周年を迎えた日本平和学会が〈文明と平和学〉の課題に挑むシリーズ第1巻は、東京電力福島原発事故によって顕在化した近代文明社会の構造的暴力を問う。人間と自然、科学技術と戦争、中心と周辺といった視座から、望ましい社会の実現をはかる知的探求の成果。

目次

シリーズ「文明と平和学」について[佐々木寛]
はじめに――3.11からの平和学[鴫原敦子]

第1部 「3.11」とは何か

第1章 語りにくい原発事故被害――なぜ被害の可視化が必要なのか[清水奈名子]
 1 はじめに――原発事故被害を語り続けることへの批判について考える
 2 原発事故とその被害を否認する社会
 3 被害の不可視化と過小評価を可能にする「否認の構造」
 4 おわりに――被害の可視化がもたらす可能性と課題

第2章 3.11後の復興と〈自然支配〉――ポスト開発論の視点から[鴫原敦子]
 1 はじめに――「復興」を相対化する
 2 「創造的復興」は被災地をどう再編したか
 3 原発事故が生み出した克服困難な課題
 4 「復興」に透徹される開発主義
 5 おわりにー生いのち命を置き去りにする構造に抗う

第3章 福島県中通りにおける地域住民の闘い――放射性廃棄物処理問題をめぐって[藍原寛子]
 1 はじめに
 2 除染廃棄物処分をめぐる住民の抵抗運動
 3 考察
 4 おわりに

第4章 福島県外自治体が経験した原子力災害――原子力との関係性に変化はみえるか[原口弥生]
 1 「ふくしま」の外の低認知被災地への視座
 2 福島県内にとどまらない放射能汚染への対応――近隣県の自治体アンケート結果から
 3 福島原発事故後の原子力ローカル・ガバナンスの変化――茨城県・東海村
 4 福島原発事故の教訓の内面化

第5章 福島原発事故メディアの敗北――「吉田調書」報道と「深層」をめぐって[七沢潔]
 1 はじめに
 2 「国家存亡の危機」――3月15日に何が起こったか?
 3 メディアの敗北
 4 リベンジのメディアスクラム
 5 結びに代えて――原発回帰のかげで

第2部 グローバルな文脈からみた「3.11」

第6章 原子力災害と被災者の人権――国際人権法の観点から[徳 ほか

商品詳細

シリーズ名
シリーズ〈文明と平和学〉 1
出版社名
明石書店
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

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