猫の日本史 猫と日本人がつむいだ千年のものがたり「増補改訂」
発売日:2024年1月
- 版数
- 増補改訂
- ページ数
- 273p
- ISBN
- 978-4-86403-495-1
- 著者情報
- 桐野 作人(キリノ サクジン)
1954年鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員
吉門 裕(ヨシカド ユタカ)
ライター。歴史・文学および生きものについて執筆している
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商品説明
いつも猫がそばにいた。源氏物語、戦国大名、滝沢馬琴、歌川国芳を経て夏目漱石まで。珠玉のエピソードで送る猫の“足跡”。
天皇に寵愛された猫、宮中で誕生を祝われた猫、猫に転生した姫君、戒名をもらった猫、豊臣秀吉の愛猫失踪騒動、朝鮮出兵にお供した島津氏の猫、鼠捕りの奥義を極めた猫、江戸時代のメディアをジャックした猫。
源氏物語、戦国大名、山東京伝・滝沢馬琴、夏目漱石など猫と日本人の歩みを珠玉のエピソードでたどる。
旧版を大幅に改訂し、猫にかかわる名所や行事をまとめた付録や年表も充実。
目次
はじめに 2
第一章 猫、王朝時代に生きる
猫のあけぼの 10
1.猫、帝と見つめ合う――宇多天皇と父と黒猫 12
皇位継承は突然に/「朕の猫」/黒戸の皇子/「天満大自在天神」
2.帝、猫を贈る――花山天皇と、義母と猫 24
猫に溺れる男君/美しい義母/源氏物語がほのみえる
3.猫、宮中でお七夜を祝われる――藤原詮子という女 36
「内裏御猫」のお産/ひとりっ子の帝猫はかすがい/この猫はどこから来たのか
4.猫、位を賜る――春はあけぼの、猫はバットマンキャット 49
夫婦と猫が過ごす仮内裏/『枕草子』と『源氏物語』は響き合う/
猫好きに理由はいらない
5.姫君、猫に転生する――菅原孝標女と大納言の猫 62
悲しい花嫁と寂しい少女/夜をこめて猫の鳴き声が聞こえてきた/
更級日記というフィクション
6.猫、夢に現る――藤原定家と妻と姉と猫 74
波乱万丈の兄弟姉妹/「春」を継いだ女主人/猫を詠む家系/そして猫は残された
第二章 猫の自由と受難
戦国の猫、悲喜こもごも 92
1.猫の行方を案じて般若心経――猫公家・西洞院時慶 94
後陽成天皇より拝領した唐猫/猫をめぐる法令の布告/
頻繁に行方不明となる猫/借りた猫で鼠退治
2.戒名をつけられた猫――英俊『多聞院日記』の世界 105
戦国・織豊期の一級史料/なぜか夢に出てこない犬猫/「狛=猫」の可能性/
愛猫の戒名は「妙雲禅尼」/迫害される奈良の猫/猫と鷹の逆転――松江藩の猫犬たち
3.身代わりの虎毛の猫――太閤秀吉の愛猫失踪騒動 120
秀吉、虎の肉を食す/豪姫の狐憑き/浅野長吉、苦肉の一計/騒動の顛末は?
4.朝鮮出兵にお供した猫――島津氏と「猫神」の由緒 130
島津氏別邸にある祠/「猫神」在所の変遷/「ヤス」の殉死/
親指武蔵・新納忠元の落書/猫を熱望する近衛前久
5.南蛮渡来の虎の子とジャコウ――大友宗麟への贈り物 147
島津家久が目撃した唐舟の積み荷/「麝香」はジャコウネコか?
第三章 猫、太平の世を生きる
一筆啓上、猫喰わせ 156
1.猫、もてはやされる 158
鼠、逃げ回る/ ほか
商品詳細
- 出版社名
- 戎光祥出版
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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