国家安全保障と地方自治 「安保三文書」の具体化ですすむ大軍拡政策
井原聰/著 川瀬光義/著 小山大介/著 白藤博行/著 永山茂樹/著 前田定孝/著
発売日:2023年11月
- ページ数
- 187p
- ISBN
- 978-4-88037-757-5
- 著者情報
- 井原 聰(イハラ サトシ)
東北大学名誉教授(科学史・技術史)
川瀬 光義(カワセ ミツヨシ)
京都府立大学名誉教授(地方財政学、地域経済学)
小山 大介(コヤマ ダイスケ)
京都橘大学経済学部准教授(地域経済学・政治経済学)
白藤 博行(シラフジ ヒロユキ)
専修大学名誉教授(公法学)
永山 茂樹(ナガヤマ シゲキ)
東海大学法学部教授(憲法学)
前田 定孝(マエダ サダタカ)
三重大学人文学部准教授(公法学)
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商品説明
「戦争する国」か「平和を希求する国」か。国家は戦争を騙り、国民は平和を語る。国家は「国防三文書」を騙り、国民は憲法を語る。私たちは平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、あらためて人間の生命と生活を根源的に脅かす戦争を断固拒否する。「戦争する国」づくりを止めて、築こう世界の平和を!
「戦争する国か」「平和を希求する国か」。「防衛産業強化法」「経済安保法」「防衛財源確保法」など「安保三文書」を具体化する政策が次々と強行され、「戦争する国」への準備がすすむ。南西諸島をはじめとする地域や自治体への基地強化策も進行する。本書は、これら政策の具体的内容を憲法と地方自治法の視点から検討し、国民の命と生活を根源的に脅かす「戦争する国」づくりの問題点を問う。
目次
第1 章 国防三文書とその批判的検討 ………………………… 永山茂樹
1 三文書の基調
? 国民の安全の等閑視
? 憲法の敵視
? 民主的・議会主義的手続の無視
2 だれが三文書改定を推し進めたのか
? 軍事色をつよめる与野党
? アメリカの対中戦略
? 軍需に期待をかける財界
3 「戦争をする国」の軍事力
? これまでの敵基地攻撃否認論
? 敵基地攻撃容認論への転換
? 敵基地攻撃容認論の危険性
? 南西諸島における日米共同軍事行動
4 「戦争をする国」の社会
? 大軍拡と社会全体の貧困化
? 敵基地攻撃と平和的生存権
? 戦争をするための国民動員―イデオロギー統制と自治の否定
5 改定三文書と憲法の危機
? 実質改憲としての改定三文書
? 改定三文書に続く明文改憲
第2 章 インド・太平洋地域における安全保障と経済秩序 ……………… 小山大介
1 世界経済情勢の変容とインド・太平洋地域
? 不安定化するインド・太平洋地域
? 「地球は丸い」―連動する世界経済情勢
? 揺らぐ日本の「平和」
2 世界経済秩序の「ゆらぎ」とその背景―経済のグローバル化
? 現代世界経済秩序の構築―西側主導の通商関係
? 冷戦構造の崩壊と経済のグローバル化
? 世界経済力学の変容―新興国の台頭
? 軍備拡大に振り向けられる経済力
3 歪んだ米中対立と世界の分断の実態
? グローバル化のなかでの「歪んだ」米中対立
? 対立の火種はグローバル化と経済成長の終焉―深まる国内経済格差
? 長期化する米中対立
? 米中の狭間に立たされる日本
第3 章 経済安全保障法とその批判的検討 ………………… 井原 聰
1 経済安保法の枠組み―緊張を高める「守り」と「攻め」
? サプライチェーンの多元化・強靭化
? 基幹インフラの供給・確保
? 技術基盤―特定重要技術
商品詳細
- 出版社名
- 自治体研究社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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