類型論から見た「語」の本質
発売日:2023年11月
- ページ数
- 351p
- ISBN
- 978-4-8234-1191-5
- 著者情報
- 沈 力(シン リキ)
京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(博士(文学))、同志社大学文化情報学部教授
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商品説明
これまで、言語研究において西洋言語研究の前提として扱われてきた語というものがある。しかし、当然と見なされてきた「語」というものについて、アジアの言語も視野に入れて類型論の視点から問い直す。数年間開催した研究会を踏まえて「語」の本質を再検討し、語を問い直し、言語学自体を問い直すことにもなり、あらたな議論を呼び起こす。
執筆者:秋田喜美、韋?、窪薗晴夫、定延利之、下地理則、沈力、堀博文、星英仁、山越康裕、由本陽子、渡辺己
目次
まえがき
沈力
1. 「語調」による「語」の認可について
2. 単音節言語と多音節言語の「対話」
3. 本論集の構成
第I部 孤立型言語から見た「語」
連続変調から見た馬山チワン語の語形成
沈力・韋?
1. はじめに
2. 馬山チワン語における声調体制と連続変調について
3. 連続変調から見たS合成語の生起条件
4. 補部関係を持つ句構造におけるS 合成語
5. 修飾関係を持つ統語構造におけるS 合成語
6. 馬山チワン語における機能語の非連続的変調
7. 結論と展望
北京語における形態素の認定
沈力
1. はじめに
2. オノマトペ形態素について
3. xもyも意味を持たない述語群
4. yのみが意味を持たない述語群:襯詞(囃子詞)群
5. まとめ
6. 考察
第II部 複統合型言語から見た「語」
スライアモン語の語形成について
渡辺己
1. はじめに
2. スライアモン語について
3. 「語」の領域について
4. 語形成に使われる形態的手法
5. 一語に形態的に盛り込みうる内容
6. おわりに
複統合的タイプにおける「語」―ハイダ語(北米先住民諸言語)の場合
堀博文
1. はじめに
2. ハイダ語の動詞形態法と語
3. ハイダ語の音韻語
4. 結語
第III部 膠着型言語から見た「語」
ブリヤート語の「複合語」とその語性
山越康裕
1. はじめに
2. ブリヤート語のおもな特徴
3. ブリヤート語の「語」
4. ブリヤート語の「複合語」と語性
5. おわりに:語と句の中間にある多くの「複合語」
南琉球宮古語伊良部島方言における複合と語性
下地理則
1. はじめに
2. 伊良部長浜方言の複合
3. 伊良部長浜方言の形容詞諸形式の体系概観
4. 語について
5. 形態的緊密性
6. 音韻的緊密性
7. ここまでの議論のまとめ
8. おわりに
日本語におけるオ ほか
商品詳細
- 出版社名
- ひつじ書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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