厄介で関わりたくないアルコール依存症患者とどうかかわるか
発売日:2023年10月
- ページ数
- 192p
- ISBN
- 978-4-498-22950-1
- 著者情報
- 成瀬 暢也(ナルセ ノブヤ)
昭和61年3月順天堂大学医学部卒業。平成20年10月より埼玉県立精神医療センター副病院長。専門分野、薬物依存症・アルコール依存症、中毒性精神病の臨床。埼玉医科大学客員教授。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所客員研究員。日本アルコール関連問題学会理事(第36回大会長)。日本アルコール・アデイクション医学会監事。日本精神科救急学会代議員。関東甲信越アルコール関連問題学会理事(第1回大会長)。埼玉ダルク理事
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商品説明
著者自身、初めから依存症や依存症患者が好きだったわけではない。なり手がないことから依存症病棟の担当医を引き受け、何年も苦しい思い、嫌な思いをした。患者と会うことさえ嫌になったこともあった。しかし今、外来に来てくれる患者を心から歓迎できるようになった。どうしてそのような思いに至ったのか、著者自身の何が変わったのか…。
アルコール依存症というだけで,「厄介でかかわりたくない患者」とされる.著者自身もかつてはそう思っていた.患者と会うことさえ嫌になったこともあった.しかし今は,外来に来てくれる患者を心から歓迎できるようになった.著者は言う.「依存症は,人とのかかわりにおいて回復する病気である」と.本書では,治療者や支援者側の誤解と偏見を詳らかにし,アルコール依存症患者とのかかわりかたを丁寧かつ包括的に解説した.
目次
目 次
はじめに 1
I 厄介で関わりたくない依存症患者を理解する
1アルコール依存症とはどんな病気なのか?
2アルコール依存症患者とはどんな人なのか?
1 依存症患者によくみられる具体的な特徴
1.本当は,完璧主義できちんとしなければ気がすまない
2.本当は,柔軟性がなく不器用で自信がない
3.本当は,頑張り屋で,根はきわめてまじめである
4.本当は,やさしく人がいい
5.本当は,気が小さく臆病で寂しがりである
6.本当は,人に受け入れられたいが,受け入れられないと思い込んでいる
7.本当は,生きていることがつらくて仕方がない
2 アルコール依存症患者を理解した支援
3厄介なアルコール依存症患者とは?
4どうして依存症患者は厄介なのか?
5依存症患者にとってアルコールとは?
ストーリー1
ストーリー2
6依存症患者の背景にある6つの特徴
7依存症患者の背景にある「人間不信」
8厄介な患者ほど人間不信が強い
9患者は不安で苦しんでいる
10どうして患者は素直でないのか?
11どうして患者は強がるのか?
12どうして患者はいざというときに飲むのか?
13どうして患者は死にたくなるのか?
14どうして患者は素直にSOSを出せないのか?
15患者には頑張っていた時期が必ずある
16生育環境が依存症患者を作る
17「孤独な自己治療」としての飲酒
18患者の「人間不信」の背景を想像する
II 厄介で関わりたくない依存症患者に介入する
1依存症患者の「人間不信」に介入する
2厄介な依存症患者に具体的にどう関わるか?
1 問題行動のある患者の対応
1.酔って絡む患者
2.すべてに反発する患者
3.家族や身内に威張る患者
4.飲酒問題を指摘すると激昂する患者
5.酔って暴言・暴力がある患者
6. ほか
商品詳細
- 出版社名
- 中外医学社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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