げんげの花の詩人、菅原克己
発売日:2023年10月
- ページ数
- 319p
- ISBN
- 978-4-86385-598-4
- 著者情報
- 菅原 克己(スガワラ カツミ)
詩人。1911年宮城県亘理町生まれ。私立日本美術学校中退。非合法時代の共産党に加わり、「赤旗」のプリンターとして検挙される。詩誌「列島」に参加。日本文学学校の講師を務めながら、サークル「P」を主宰。戦前、戦中、戦後と一貫して、自分の生活や労働者に対する励まし、弱者への心温まる詩を書き続けた。どの詩にも普遍的な優しさ、優しさの中の強さ、根源的な人間の生の感情が行き渡っている。1988年、77歳で死去
金井 雄二(カナイ ユウジ)
1959年神奈川県生まれ。図書館司書として座間市立図書館に勤め、同館長として定年を迎えた。24歳から詩を書きはじめ、1993年に第一詩集『動きはじめた小さな窓から』を刊行、第8回福田正夫賞を受賞した。おもな詩集に『外野席』(第30回横浜詩人会賞)、『今、ぼくが死んだら』(第12回丸山豊記念現代詩賞)、『朝起きてぼくは』(第23回丸山薫賞)他がある。同人誌「59」、「Down Beat」所属。個人詩誌「独合点」を発行中。横浜詩人会、日本現代詩人会、日本文藝家協会各会員。「げんげ忌」世話人の一人でもある
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商品説明
菅原克己を通して詩を発見した。菅原の語は実直でやさしくて強い。
――金井雄二
本書で金井さんは、菅原克己論を書くというよりも、菅原さんを通して、いのちと表現の源に分け入ろうとしている。
そしてそれは、多くの詩人の源に触れることでもある。
――松下育男
(本書あとがきより)
本書は、菅原克己という詩人を知ってもらいたい、詩を読んでもらいたい、と願いながら書いたものである。詩を書きはじめた頃より、菅原の詩を繰り返し読んできた。すでに四十年程にもなる。だからこそ、初心に戻り、もう一度真剣に見つめ直そうという気になった。
この一冊を踏み台にして、もっと多くの人に知られ、読まれ、研究され、菅原の詩のすべてがにわかに活気づいて、元気よく出てくることを願っている。
目次
序詩 川原の土手で―菅原克己さんへ
1 『菅原克己詩集』との出合い
2 菅原克己をめぐって(生きた時代と詩の理想
室生犀星の影響
姉、高橋たか子の存在
師、中村恭二郎
菅原克己と千田陽子
『死の灰詩集』論争で得たもの
サークル詩との関わり
日本文学学校と「サークルP」での菅原克己)
3 菅原克己の詩を読む(詩の核となるもの・『手』
明るさを求めた詩・『日の底』
再確認の詩集・『陽の扉』
詩とは何か・『遠くと近くで』
小さいことを書く・『叔父さんの魔法』
わかりやすく書く必要性・『夏の話』
一日一篇の詩・『日々の言づけ』
生きている詩を書く・『一つの机』)
4 親友、そして詩
商品詳細
- 出版社名
- 書肆侃侃房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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