アナタノキモチ
発売日:2023年10月
- ページ数
- 261p
- ISBN
- 978-4-580-82572-7
- 著者情報
- 安田 夏菜(ヤスダ カナ)
兵庫県に生まれる。「あしたも、さんかく」(のち『あしたも、さんかく毎日が落語日和』と改題し講談社より出版)で第54回講談社児童文学新人賞佳作を、『むこう岸』(講談社)で第59回日本児童文学者協会賞および貧困ジャーナリズム特別賞を受賞。『むこう岸』が国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ」に、『セカイを科学せよ!』(講談社)が厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選定された。日本児童文学者協会会員
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商品説明
ある夏の日、母親に置き去りにされた5歳のハルくん。わたしの家に引き取られた彼には、障がいがあった。空気を読めない。人の気持ちもわからない。でも、わたしはどうだろう。本当に、人の気持ちがわかっているのだろうか―。
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
深い群青色の表紙、地球儀を抱えた物憂げな表情、そして、この題名。主人公は、自閉スペクトラム症のハルくん。そのハルくんを巡るエピソードを、本人、いとこのひより、おじいちゃんの視点で語ります。みんなの気持ちが浮かび上がってきて、あちこちに共感ポイント。ハルくんが、かわいそうな存在でないところが素敵。彼だからこそ、みんなの気持ちが浮かび上がるのですね。登場人物も興味深いですし、多角的な視点で物語に深みがあります。ひよりちゃんの気持ち、いっぱい伝わりました。よくありますよね、親切の空回り。でも、これ、大事な気付きだと思います。とにかく頑張り屋さんなので、心の中でずっと応援していました。おじいちゃん、いるいる、こんな高齢男性。あの、『あしたも、さんかく』のおじいちゃんにも似て。イタイ行動の数々にも関わらず、意外な一面のおかげで救われる、まさに落語的な着地。ひよりちゃんの親友、木元さんの関西弁、「言葉がほんわりとやわらかい」の評にほっこり。そうそう、『紳士とオバケ氏』も読みました。親友になるくだりとか、リンクしていますね。ハルくんが、保育園児で『たまごのなかにいるのはだあれ?』を愛読しているのにびっくり。なかなかの科学絵本という認識でしたが、確かに親子の絆を感じられますね。たまごがキーワードというのにも納得。ハルくんのお母さん、しんどかったんでしょうね。でも、「たいせつ」エピソードなど、ちゃんとハルくんへの愛情も垣間見えて嬉しかったです。ハルくんの「あんしん」、受け止めましたよ。そう、みんなみんな、懸命に生きていて、不器用かもしれないけど、愛おしい存在。そう思えるのも、落語的世界観でしょうか。余韻の残る、早々うまくいかない展開にも拍手。そう、これからも続く物語。ハルくん、ありがとう!(レイラさん 50代・兵庫県 男の子30歳、男の子27歳)
商品詳細
- シリーズ名
- 文研じゅべにーるYA
- 出版社名
- 文研出版
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 小学56年生
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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