手間ひまをかける経営 日本一コミュニケーション豊かな会社の「関わる力」

高田朝子/著

発売日:2023年11月

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ページ数
267p
ISBN
978-4-8201-2146-6
著者情報
高田 朝子(タカダ アサコ)
法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授。立教大学経済学部卒業後、モルガン・スタンレー証券会社勤務をへて、Thunderbird School of Global Management(MIM)、慶應義塾大学大学院経営管理研究科経営学修士(MBA)、同博士課程修了。経営学博士。専門は組織行動、危機管理、ファミリービジネス経営

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商品説明

変化の激しい環境を生き抜くために、人はどのように振る舞い、どのようなリーダーシップをとるのか。企業はどのようなマネジメントをするのか。本書では、「職員一人ひとりがお客様視点で意思決定を行う」風土改革に成功した京都信用金庫を事例に、これからの組織のあり方を示唆する。

金融機関なのにノルマがないという衝撃??
京都信用金庫で働く人たちは、何が動機づけの源なのか。なぜ利益を上げることができるのだろうか。
京都信金は、徹底的な地域へのコミットメントにこだわり、それを実現するために密なコミュニケーションを行い、重視し、さまざまな施策をとります。その本質は地域コミュニティへのコミットメントの重視です。自分がどうなりたいか、企業としてどうなりたいかの指針は、リーダーシップ能力の構成要素である「決めること」と「配ること」の基盤となります。
長い時間軸をかけること、ネットワークをつくること、広げること、架橋すること、言語化能力を磨くこと、白黒をすぐにつけずに、グレーの時間を耐えながら思考実験を繰り返すこと。この先に見えてきたものの多くは、今までの経営が好んできたスピードや、合理性や効率性と反対に位置します。すべてを手間ひまと時間をかけてつくることを求めます。潮目が変わり、何が正解なのかわからない時代だからこそ、手間ひまをかけることが必要です。手間ひまをかけるということは、時間をかけ、観察学習と経験学習をすることと同義です。これらの時間は、人と組織の基礎体力を上げることにつながります。
「職員一人ひとりがお客様視点で意思決定を行う」風土改革に成功した京都信用金庫の驚くべき取り組みから、これからの組織の在り方を示唆します。

目次

プロローグ リーダーとして熟考するクセを身につけよう

第1章 「手間ひまをかける」という思考法
環境変化を「受容する」とはどういうことか
1 「一人ひとりのリーダーシップ」が求められている
2 決断に必要なのは「速さ」と「深さ」の能力
3 リーダーシップは「環境」×「能力」×「性格」でつくられる
4人の創造力は「弱い紐帯」ネットワークの中で育つ

第2章ネットワークとは何か
企業と地域をつなぐ「京都信用金庫」の事例より
1 つなぐ経営への取り組み
2 どのようなネットワークをつくるのか
3 人と自由に出会い、つながれる「空間」のある価値
4 地域で「働く」「暮らす」人たちと何ができるのか
5 ビジネスマッチング掲示板がつないだ新たな関係
6 金融業である前に「地域社会の一員」としての役割
7 地域ネットワークから「ビジネスの水源」を見つける

第3章「集合知」が発揮できる起点となる
人の「自由なつながり」からビジネスの芽は育つ
1 新たな出会いに敏感になれる風土をつくる
2 対話会「ダイアログ」は本音で情報交換をする場
3 なぜ、「営業ノルマ」を廃止することになったのか
4 「日本一コミュニケーション豊かな会社を目指す」必然性
5 小さな事業にも寄り添うおせっかいバンカーの役割
6 人と人、組織と組織をつなげる架橋点となる
7コミュニティの心理的安全性は担保されているのか

第4章「ネットワーク構築力」のセンスを磨く
「経験学習」×「観察学習」で学びの質は上がる
1 ネットワークをつくる能力とは何か
2 「自分で行動する」「他人を観察する」の両軸で

第5章「待つ」姿勢がビジネスを生む
あいまいさに耐える力「ネガティブ・ケイパビリティ」
1 あいまいな時代に「勝利の方程式」はないのか
2 「拙速さ」を相手に過剰に求めない
3 なぜ、ネガティブ・ケイパビリティが重要なのか
4 業界の常識を覆した「京都信用金庫の覚悟」
5 働く人が能力を発揮する組織づくりのポイント

第6章「人に寄り添う」リーダーシップ
お ほか

商品詳細

出版社名
生産性出版
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

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