ナルコ回廊をゆく メキシコ麻薬戦争を生きる人々

山本昭代/著

発売日:2023年10月

  • ナルコ回廊をゆく メキシコ麻薬戦争を生きる人々
  • ナルコ回廊をゆく メキシコ麻薬戦争を生きる人々
ページ数
262p
ISBN
978-4-434-32765-0
著者情報
山本 昭代(ヤマモト アキヨ)
兵庫県出身。大学卒業後、出版社勤務、フリー編集者を経て、1994年から3年間メキシコに留学。1997年社会人類学高等調査研究センター(CIESAS、メキシコシティ)修士。2005年東京外国語大学地域文化研究科博士(学術)。現在、慶應義塾大学ほか、非常勤講師

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商品説明

政府や軍、警察と絡み合い、メキシコ各地を支配下に置く「カルテル」―麻薬密輸組織。正義は影さえ見えず、息子が、娘が、連れ合いが、ある日突然連れ去られ、跡形もなく「消される」。恐怖にあらがい、行方不明の家族を探す女性たちのたたかいを、メキシコ各地に追う。

国家と同じように警察の役割や収税を行い、市民と共存する「カルテル」――暴力装置を独占するのが国家だとすれば、まさにパラレル・ステートである。メキシコで暴力のスパイラルが始まって17年。残虐な殺人事件が各地で起こり、行方不明者の数も減る兆しは一向にない。ある日突然、理由もなく連れ去られた息子、娘、連れ合い。その多くは殺害され、メキシコ各地に無数に点在する「秘密墓地」に埋められている。カルテルに買収された当局が動かないなか、母親たちは自ら山野に分け入り、家族の面影を探す。凶悪な犯罪組織がしのぎを削り合う麻薬戦争最前線を巡り、行方不明の家族を探す女性たちの声を拾い集めた渾身のルポルタージュ。

目次

まえがき
ナルコ回廊 序章
第1章 ナルコ戦争の最前線――シナロア
ナルコ回廊2 土の中に面影を探して ――ベラクルス
ナルコ回廊3 女性殺人の街はいま ――シウダー・フアレス
ナルコ回廊4 自警団のたたかいとその後――ミチョアカン
ナルコ回廊 5  先住民村の勇気ある挑戦――ミチョアカン州チェラン
ナルコ回廊6 砂の中の虐殺の記憶――コアウイラ
ナルコ回廊 7  走る民族とナルコ――チワワ
ナルコ回廊8 アヨツィナパ事件とその後――ゲレロ
ナルコ回廊9 もうひとつの首都の顔――メキシコシティ
ナルコ回廊 エピローグ

商品詳細

出版社名
風詠社
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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