免疫「超」入門 「がん」「老化」「脳」のカギも握る、すごいシステム
発売日:2023年11月
- ページ数
- 238p
- ISBN
- 978-4-06-534037-0
- 著者情報
- 吉村 昭彦(ヨシムラ アキヒコ)
慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室教授。1958年生まれ。1981年京都大学理学部卒業。1985年同大学理学研究科博士課程中途修了。理学博士。その後、鹿児島大学医学部腫瘍研究施設、米国マサチューセッツ工科大学などを経て、1995年久留米大学分子生命科学研究所教授、2001年九州大学生体防御医学研究所教授。2008年より現職。紫綬褒章(2021年)、国際サイトカイン学会賞(2022年)ほか受賞多数
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商品説明
次のパンデミック、病気、老化にも役立つ「免疫」の正しい知識。ウイルスなどの病原体はどのように感染を起こし、免疫はどのように働くのか。あるいは暴走により自己を攻撃してしまうのはなぜか。その複雑な仕組みを基本からわかりやすく解説する。また、さまざまな病気、特にがんとの関係について、さらに、次々と解明が進む、老化や脳との深い関わりについて、最新研究を紹介。未来の医療にもつながる、免疫の意外な姿が見えてくる。
パンデミックによって感染症や免疫に関する情報を目にすることが多くなり、私たちの知識も増えたように見える。ただ、そこで出てきた情報は、曖昧なものや誤った情報、感情的なものなどもあり、玉石混淆ともいえる。本書ではあらためて、ウイルスなどの病原体がどのように感染を起こし、免疫がどのように働くのか、その複雑なしくみを、基本から正しくわかりやすく解説する。
また、身体を守るための免疫が、アレルギーの原因となるなど、ときには自分に攻撃的にもなるメカニズムについて解説。免疫が低い場合についてはもちろん、過剰な場合の脅威にも触れる。後半では、さまざまな病気との関連、特にがんとの関係について、期待される免疫療法を軸に展開する。
さらに、免疫は、老化と脳にも深く関わっているという研究が進んでおり、今後の医療への応用も期待できる。認知症や脳梗塞などを、免疫という視点からひもといていく。
目次
第1章 人類の宿命・病原体と免疫の戦い
全世界がウイルスの恐ろしさを実感/免疫のカギとなる「抗体」とは ほか
第2章 ヒトに備わった、5つの感染防御機構
5つの感染防御機構/獲得免疫で働く2つのリンパ球・B細胞とT細胞 ほか
第3章 病原体との攻防
過剰な免疫応答「サイトカインストーム」/ワクチンは世界を救うと期待されたが ほか
第4章 自己を攻撃する免疫―― アレルギーはなぜ起こるのか
4つのアレルギー反応/病原体の排除に働く3種類のヘルパーT細胞/アクセルとブレーキのバランス ほか
第5章 炎症とサイトカイン―― さまざまな病気と免疫
骨が破壊される自己免疫疾患・関節リウマチ/アレルギー疾患を増悪化するもの ほか
第6章 免疫とがん
逆転の発想 免疫のブレーキを外せ/「疲弊化」の総元締めNR4a/免疫でがんを治療する!? ほか
第7章 老化を免疫で止められるか
細胞の老化/免疫の老化/老化は止められるのか ほか
第8章 脳と免疫の深い関係
認知症も免疫と関係があった!/脳梗塞と免疫 ほか
商品詳細
- シリーズ名
- ブルーバックス B-2246
- 出版社名
- 講談社
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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