ゆらら
発売日:2023年10月
- ページ数
- 176p
- ISBN
- 978-4-910418-02-5
- 著者情報
- 藤村 拓也(フジムラ タクヤ)
京都市上京区出身。日新建築設計事務所、濫海デザイン研究所のディレクターから彫刻家向井良吉氏の計らいで岡本太郎アトリエ4Fで起業。岡本敏子の環境デザイン活動にも参加。竹中技術研究所、日産自動車のゲストデザイナーを経て、トータルデザインを推進。現在は、街並み計画や企業のデザイン戦略を提案。景観デザインの講演なども行っている。著書に『TOKYO STORY凸凹』がある。日本タイポグラフィ協会会員。環境福祉学会会員
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商品説明
大切なものはみんな自分で見つけることなのだ。立ち向かっていく人生は、また振り返る人生でもあり。
私たちは見えているものの奥に
「ゆらら」と柔らかく
過去と現在が心の中で行き交って
自分と向き合う束の間の時がある
『遠まわり』 ( 本文より)
笑いながらK女子高の制服姿の三人組がポニーテールを揺らし、スターのようにこちらに歩いてくる。俺にはビートルズの She loves you が頭の中で回り出し yeah,yeah,yeah と心が叫んでいた。
『紋白蝶』 ( 本文より)
ひっそりと閉じた人生だが、きっと親父にも少々の起承転結があり。俺が生まれて多くの人と繋がって、人生を終えゼロとなったのだ。後悔はなかったはず。人は皆同じでこの世に流され誰かの心の中でほんの少し漂って消えて行く。きっと俺だって、それでいいような気がする。枯衰えて永遠に瞼を閉じても人は誰かに幸福を繋げ置いて行く。
『幻のグランド』 ( 本文より)
「メールでは伝わらないこともあるんだよ」と言いたくても、口には出さずコーヒーカップをじっと見つめた。そして仕事を辞めて真一の赴任先について行こうと思わなかった事に、今も迷いは無いと思った。真理は矛盾している気もしたが、もう少し私的な自分も大事にしたかったことは確かだった。
目次
もくじ
・遠まわり
・踊り場 (一) 夢
・紋白蝶
・踊り場 (二) 風
・幻のグランド
商品詳細
- 出版社名
- UP BOOKS
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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