福祉国家の基礎理論 グローバル化時代の国家のゆくえ
発売日:2023年11月
- ページ数
- 273,29p
- ISBN
- 978-4-00-061615-7
- 著者情報
- 田中 拓道(タナカ タクジ)
1971年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。フランス社会科学高等研究院DEA課程修了。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学)。北海道大学講師、新潟大学准教授などを経て、一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は政治理論、比較政治。主な著書に『貧困と共和国―社会的連帯の誕生』(人文書院、2006年、社会政策学会奨励賞)、『福祉政治史―格差に抗するデモクラシー』(勁草書房、2017年、損保ジャパン日本興亜福祉財団賞)など
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商品説明
グローバル化、新自由主義、人への投資、排外主義、ポピュリズム…。私たちの生活を「ゆりかごから墓場まで」支えてきた福祉国家は、いま大きな変化のただ中にある。福祉国家はどこから来て、どこに向かうのか。資本主義、国家、社会運動の相互関係を歴史と理論から読み解き、人びとの「自由な選択」を保障する新たな形の福祉国家を展望する。
グローバル化、新自由主義、人への投資、排外主義、ポピュリズム……。私たちを「ゆりかごから墓場まで」支えてきた福祉国家は、変化の只中にある。福祉国家はどこから来て、どこに向かうのか。資本主義、国家、社会運動の相互関係を歴史と理論から読み解き、人びとの「自由な選択」を保障する新たな福祉国家を展望する。
目次
まえがき
序 章 問題の所在
第一節 福祉国家の隘路
第二節 目的と方法
第三節 本書の流れ
第一章 福祉国家の政治経済学――展開と課題
第一節 本章の課題
第二節 近代化論と福祉国家
2-1 近代化論とは何か
2-2 近代化と福祉国家
第三節 批判理論と「構造」への視座
3-1 構造と権力
3-2 福祉国家の構造的矛盾
3-3 構造的危機論のまとめ
第四節 現代政治経済学の展開1――構造から制度へ
4-1 ネオ・コーポラティズム
4-2 国家の復権
4-3 権力資源論
4-4 まとめ:構造論から制度論への移行
第五節 現代政治経済学の展開2――制度によるアクターの規定
5-1 新制度論
5-2 新制度論のまとめ
第六節 現代政治経済学の展開3――アクターの主題化
6-1 資本主義の多様性
6-2 制度変容モデルの探究
6-3 現代政治経済学のまとめ
第七節 現代政治経済学の課題
7-1 本章のまとめ
7-2 現代政治経済学の課題
第二章 資本主義の臨界――商品化と脱商品化
第一節 本章の課題
第二節 資本主義市場の優越性――商品化の意味
2-1 モラル・サイエンスからエコノミクスへ
2-2 効率性と公平性
2-3 経済学の市場論のまとめ
第三節 資本主義批判の系譜――脱商品化の根拠
3-1 労働力の商品化と再生産
3-2 商品化の限界
3-3 資本主義の批判理論のまとめ
第四節 現代政治経済学の資本主義論――脱商品化から再商品化へ
4-1 レギュラシオン理論
4-2 エスピン=アンデルセンの脱商品化論
4-3 資本主義の多様性
4-4 まとめ:現代政治経済学における市場観
第五節 資本主義の射程と限界
第三章 国家とガバナンスの二重性――対抗性と相補性
第一節 本章の課題
第二節 伝統的国家論の限界
2 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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