医療・公衆衛生の法と権利保障
発売日:2023年9月
- ページ数
- 205p
- ISBN
- 978-4-88037-756-8
- 著者情報
- 伊藤 周平(イトウ シュウヘイ)
1960年、山口県生まれ。鹿児島大学法文学部法経社会学科教授。労働省(現厚生労働省)、社会保障研究所(現国立社会保障・人口問題研究所)を経て、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。その後、法政大学助教授、九州大学助教授を経て、2004年4月より鹿児島大学法科大学院教授、17年4月より現職。専攻:社会保障法
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商品説明
検証されずコロナ禍は終わったのか?過去最大の医療崩壊を引き起こし、過去最多の死者を出した新型コロナ感染第8波の現実を、国(政府)は黙殺した。死者の大半が高齢者であったからだ。こうした高齢者の生命を軽視する政策状況に異を唱え、患者の権利(生命権、医療を受ける権利)という観点から、医療・公衆衛生の法制度の問題点・課題を明らかにする。
検証されず、コロナ禍は終わったのか? 過去最大の医療崩壊を引き起こし、過去最多の死者を出した新型コロナ感染第8波の現実を、国(政府)は黙殺した。死者の大半が高齢者であったからだ。こうした高齢者の生命を軽視する政策状況に異を唱え、患者の権利(生命権、医療を受ける権利)という観点から、健康保険法、国民健康保険法、高齢者医療確保法(高齢者の医療の確保等に関する法律)、医療法、感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)といった医療・公衆衛生の法制度の法的問題・課題を明らかにする。
目次
序 章 コロナ禍の医療・公衆衛生と患者の権利
―医療を受ける権利は保障されたのか―
1 新型コロナ・パンデミックの中の「いのちの選別」
2 コロナ禍における生存危機と社会保障の役割
3 患者・被保険者の権利
4 本書の目的と構成
第1章 医療に関する法
―医療保障法―
1 医療保障の法と体系
2 医療法と医療提供体制
3 医療保険の給付構造と診療報酬制度
4 医療保険財政と保険料
5 高齢者医療と公費負担医療の法
6 介護保険法
第2章 公衆衛生に関する法
―公衆衛生法―
1 公衆衛生の意義と法体系
2 感染症法
3 新型インフルエンザ等対策特別措置法
4 予防接種法
5 地域保健法と母子保健法、母体保護法
6 精神保健福祉法
第3章 医療保険制度改革と患者・被保険者の権利
1 国民健康保険改革の動向
2 患者負担増と患者申出療養の諸問題
3 保険料負担、一部負担金の諸問題
4 医療保険をめぐる現状
5 継続される医療費抑制政策
―受診時定額負担増から保険証廃止へ―
6 患者・被保険者の権利保障からみた医療保険の課題
第4章 高齢者医療確保法・高齢者医療改革と高齢者の権利
1 高齢者医療確保法の目的・基本的理念とその問題点
2 後期高齢者医療制度の保険料負担の諸問題
3 後期高齢者医療制度の一部負担金の法的問題
4 後期高齢者支援金・前期高齢者納付金の諸問題
5 医療費適正化計画と特定健康診査・特定保健指導の諸問題
6 高齢者の権利保障からみた高齢者医療確保法・
高齢者医療改革の課題
第5章 医療法・医療提供体制改革と患者の権利
1 医療計画と病床規制
2 医療介護総合確保法と第6次医療法改正の諸問題
3 医療介護総合確保法による医療・介護提供体制の一体改革
4 コロナ禍の医療提供体制と医療法改正
5 医師確保計画とかかりつけ医機能の強化
6 患者の権利保障からみた医療法・医療提供体制改革の課題
第6章 公衆衛生・感染症法と患者の権利
1 公 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 自治体研究社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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