言語と教育にみるユーラシアの葛藤 少数民族アイデンティティ確立への教育人類学的アプローチ
発売日:2023年9月
- ページ数
- 291p
- ISBN
- 978-4-7503-5647-1
- 著者情報
- ボルジギン・ムンクバト(ボルジギンムンクバト)(Monkbat N.Borjigin)
1978年中国内モンゴル自治区シリンゴル盟生まれ。2002年に来日し、2008年に宮城教育大学教員養成課程を卒業。2015年に千葉大学大学院博士後期課程修了(文学博士)。2017年から千葉市公立小学校に勤務
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商品説明
本書では、ユーラシア大陸に広がるモンゴル族を例に、多民族がせめぎ合う状況における言語や教育に関する様々な葛藤を浮き彫りにする。日本や中国、ロシアといった近隣諸国における諸民族とのかかわりや、各国の政策的実践の実態を交えながら詳細に考察する。
目次
はしがき
序論 教育人類学にみるユーラシアの課題
第1節 失われてゆく言語をもとめて
第2節 多民族社会がかかえる課題
第3節 母語とアイデンティティへの探究
第一章 ユーラシアにみる文字世界の葛藤――モンゴル諸族の文字使用をめぐって
第1節 モンゴル世界における文字使用の変遷
第2節 ロシア化とキリル文字支配の暗雲
2.1 ロシア領内のブリヤートとカルムイクの事情
2.2 モンゴル国におけるモンゴル文字の復興
第3節 漢化と融合政策への悲鳴
3.1 内モンゴルにおけるモンゴル文字の状況
3.2 新疆におけるオイラト・モンゴルの状況
第4節 文字というアイデンティティ
第二章 ユーラシアにみる「母語教育」の葛藤――資産としての母語、その継承の実態
第1節 双語教育、バイリンガル教育
1.1 多言語国家におけるバイリンガル教育
1.2 多民族国家中国における「双語教育」
1.3 辺境地域における「双語教育」の実態
第2節 教育カリキュラムにみる「母語教育」
2.1 民族学校と「母語教育」
2.2 日本の小学校と「母語教育」
2.3 在日朝鮮学校と「母語教育」
2.4 東アジアにみる「母語教育」
第3節 教科科目としての「モンゴル語」の実態
3.1 民族学校における教授言語の実態
3.2 『モンゴル語』教科書の内容
3.3 『学習指導要領』の比較
3.4 異なる教授言語の意義
まとめ
第三章 多言語化する日本における言語的葛藤――外国人児童の日本語学習指導に関する事例から
第1節 日本語学習使用の背景
1.1 滞日外国人の現状
1.2 外国人児童生徒をとりまく環境
第2節 外国人児童生徒に関する学習支援の内実
2.1 「特別の教育課程」による日本語指導
2.2 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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