遥かなるウラジオストク 明治・大正時代の日本人居留民の足跡を追って

堀江満智/著

発売日:2023年9月

  • 遥かなるウラジオストク 明治・大正時代の日本人居留民の足跡を追って
  • 遥かなるウラジオストク 明治・大正時代の日本人居留民の足跡を追って
ページ数
325p
ISBN
978-4-88877-262-4
著者情報
堀江 満智(ホリエ マチ)
1940年京都生まれ。1990年〜2015年祖父・直造が1921(大正10)年に建てた自宅を使い“B&B Horie”を主宰する

¥2,651 税込

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商品説明

明治、大正時代、多くの日本人が居留民としてさまざまな仕事をしながら暮らしていた極東ロシアの港町ウラジオストクは、ソ連時代に軍港都市として外国人はもとよりロシア人でも許可なく入ることのできない閉鎖都市となり、かつての日本人居留民の暮らしや民衆どうしの交流の日々は殆ど語られることなく70年余りの歳月が流れた。
本書は、明治から大正にかけてそのウラジオストクで居留民として暮らした祖父母や父が遺した写真や日記、手紙などの浦潮時代の遺品から、当時のウラジオストクに生きた市井の人々の姿を蘇らそうと試みた作品である。
夢を持って懸命に外地で働いた素朴な民衆が、侵略と戦争の国策に取り込まれていった20世紀という時代の日本人の歩みの一端を、明治・大正時代のウラジオストクという1ページを切りとって考察した一書として、示唆に富む内容となっている。

目次

[目次]
まえがき
一章 私とウラジオストックの出会い
  一 祖父母や父が生きた時代のウラジオストクに想いを馳せる
  二 予想以上の収穫があった初めてのウラジオストク訪問
二章 日本人居留民史概観
  一 日本から浦潮へ渡る者がふえ続ける
  二 日本人の公的動きを代表する場、日本居留民会
  三 親睦と社交の場、浦潮日本人倶楽部と商店の互助団体、浦潮商友会
  四 日露友好の礎となる子供たちを育てるための日本小学校
  五 心の拠り所、浦潮本派本願寺
  六 日本人の経済活動は第三次産業が多かった
三章 堀江直造のウラジオストク
  一 西澤源次郎商店主人の信頼を得て浦潮へ渡る
  二 直造、経営者となり、商売の基盤を確実に固め広げていく
  三 日露戦争後の日本人社会の発展と直造の活躍
  四 直造の妻、萬代の日記が語る浦潮の暮らし
  五 直造の日記が語る商売、革命、「出兵」、日本人居留民会、日露交流
四章 引き揚げ―浦潮との永遠の別れ
  一 日本軍国主義との心中で幕を引いたウラジオストクの生活
  二 直造五十一歳、萬代四十五歳の時、京都に引き揚げる
五章 堀江正三の極東ロシア
  一 ロマンチストな文学青年
  二 帰国後の日記が語る「心のロシア」
六章 居留民の子孫の方々と知り合って
  一 ハバロフスクの発展に力を尽くした竹内一次
  二 浦潮を想う居留民の子孫に次々出会う
七章 私の日ロ交流、そして未来へ
  一 日ロ双方で事実を調べ、共通の歴史認識に立った 浦潮日本人居留民史の総括を期待する
  二 日露交流研究や友好の裾野を広げるため 「関西日露交流史研究会」を発足させる
付記 日記原文・資料
  堀江直造日記の主な内容
  堀江萬代の日記  1908〜1910年
  堀江直造の日記  1916年(日本帰国の時の記録)
  堀江直造の日記  1916年8月30日帰国の記
  堀江直造の日記 1917年5月9日 鳳山丸に乗船帰京す
  堀江直造の日記 1917年
  堀江直造の日記 1918年
  堀江正三の日記 ほか

商品詳細

出版社名
22世紀アート
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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