義理学から倫理学へ 清末民初の道徳意識の転化
発売日:2023年8月
- ページ数
- 271p
- ISBN
- 978-4-497-22313-5
- 著者情報
- 黄 進興(コウ シンコウ)
1950年、台湾生。筆名呉詠慧。国立台湾大学歴史系学士・同大学修士、アメリカ・ハーバード大学歴史学博士(1983)。中央研究院歴史語言研究所副研究員・研究員・所長等を経て、現在、中央研究院副院長兼歴史語言研究所特聘研究員。中央研究院院士。専門は中国思想史・中国宗教文化史・史学理論
工藤 卓司(クドウ タクシ)
1979年、大分県竹田市生。広島大学文学部人文学科卒、同大学大学院文学研究科博士課程前期及び後期修了。博士(文学)。国立台湾大学中国文学系、中央研究院中国文哲研究所、国立清華大学中国文学系等で博士後研究、国立台湾師範大学文学院等での非常勤講師、台湾・致理科技大学応用日語系副教授を経て、県立広島大学地域創生学部准教授。専門は中国思想・経学・日本漢学
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商品説明
19世紀末葉から20世紀初頭、時代の転換期に中国の道徳意識は如何にして移り変わったのか。当時の道徳観を示すテクストを豊富に紹介し、近代以前の理学の様相と新時代の倫理学の特徴を鮮やかに浮かび上がらせる。台湾人研究者が中国の思想・文学・歴史を紐解く学術専門書シリーズ第一弾。
19世紀末葉から20世紀初頭、近代化へと向かう中国はその道徳意識にも大きな変化が生じた。清末の動乱は聖人を志す理学の教えにどのような影響を及ぼしたのか。西洋勢力の進出から広まった倫理学はどのようにして人々に受け入れられたのか。当時の道徳観を示すテクストを豊富に紹介し、近代以前の理学の様相と新時代の倫理学の特徴を鮮やかに浮かび上がらせる。
台湾人研究者が中国の思想・文学・歴史を紐解く学術専門書シリーズ第一弾。
目次
「台湾漢学研究叢書」刊行の辞(王徳威)
日本語版序
第一章はじめに
第二章理学の黄金時代とその余韻
第三章 理学家の道徳観??『大学』『近思録』『伝習録』を例として
一、『大学』――「自天子以至於庶人、一是皆以修身為本」
二、『近思録』――「聖賢気象」
三、『伝習録』――「致良知」
四、おわりに
第四章 太平天国の挑戦と義理学の再興
第五章 倫理の近代性の追求??梁啓超の「道徳革命」とその追随者たち
一、はじめに
二、『新民説』――道徳の革命
三、『倫理教科書』――「倫理学」の制度化
四、『中国倫理学史』――道徳の系譜学
五、おわりに
第六章 清末民初道徳意識の転化についての若干の観察
一、道徳は「有意識の善指向」
二、脱形而上学の倫理観
三、「権利」を基底とする倫理思想へ
第七章 おわりに
引用書目
『義理学から倫理学へ――清末民初の道徳意識の転化』解説(石井剛)
訳者あとがき(工藤卓司)
商品詳細
- シリーズ名
- 台湾漢学研究叢書
- 出版社名
- 東方書店
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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