一陽来復 中国古典に四季を味わう「新版」
発売日:2023年10月
- 版数
- 新版
- ページ数
- 254p
- ISBN
- 978-4-00-602353-9
- 著者情報
- 井波 律子(イナミ リツコ)
1944‐2020年。富山県生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は中国文学
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商品説明
一陽来復とはもともと、一年で夜が最も長い陰暦十一月、冬至の日に、陰が極まって陽が戻ってくることをいう言葉。巡りゆく季節を彩る花木や懐かしい風物に、中国の古典詩・随筆・歳時記に描かれた印象深い情景を重ね合わせ、明るい世界の到来を願いつつ心伸びやかに生きる日常を綴つた、滋味あふれる随筆集。新たに二九編のエッセイを増補。
「一陽来復」とはもともと、陰暦十一月の冬至、一年で夜が最も長い日に陰が極まって陽が戻ってくることをいう。巡りゆく季節を彩る花木や懐かしい風物に、中国の古典詩・随筆・歳時記に描かれた印象深い情景を重ね合わせ、明るい世界の到来を願いつつ心伸びやかに生きる日常を綴った滋味あふれる随筆集。(解説=井波陵一)
目次
まえがき
二十四節気表
第一部 四季おりおり――詩のある日々
一月
正月の習慣と「文化の型」
五日ごとの花だより
お屠蘇に感じる春風
二月
不景気の時代に願う「一陰一陽」
鎮魂の日と恋の祭典
早春の雨に潤う生命力
梅の花 美を独り占め
三月
雛祭りに禊の神秘
桃のよう 健やかな少女
桃の花 咲き乱れる三月
眠る美女のような花
四月
清明節 幽明境を越えて交感
再生の春のために
降誕会とやすらい祭
五月
「生の達人」蘇東坡をめぐって
端午の節句の伝説と記憶
立夏 船遊びの伝統
六月
邪気払う氷の涼感
洞庭湖 詩人の魂を揺さぶりつづけて
紫陽花と名づけられた花
七月
七夕伝説と祇園祭
虫干しの遠い記憶
夏の終わりの百日紅
八月
立秋 陽の季節から陰の季節へ
夢がもたらす異界体験
水辺の涼気を求めて
九月
人生の秋 なお熱気あり
人生の労苦を秋に映して
秋の読書は気の向くまま
十月
菊茶で風雅なひととき
詩情に勝る食欲の秋
紅葉に人生重ねる
十一月
花より紅い「霜葉」
寒風退ける「陽春」の心
冬ごもりはミカンと
十二月
初恋思う長い夜
一日一輪 梅花咲かせて春を待つ
楽しい新年迎えるため
第二部 今のこと、昔のこと――身辺の記
一月
酒は量無し
地図の話
後生畏る可し
時計をめぐって
二月
気分転換
春の予感
贈り物
血槍富士
コレクター
三月
入学試験
連鎖反応
器械のこと
料理の話
四月
出発の春
声について
睡眠について
ベランダの宇宙< ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波現代文庫 文芸 353
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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