切実なる批評 ポスト団塊/敗退期の精神
発売日:2023年10月
- ページ数
- 308p
- ISBN
- 978-4-9912743-1-2
- 著者情報
- 高 啓(コウ ヒラク)
1957年秋田県湯沢市生まれ。2023年現在、スクールソーシャルワーカー
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商品説明
「オウム真理教」論、立中潤論、『全共闘記』論、アンダーグラウンド以降の演劇論、“路上”論、連合赤軍事件、テロリズム、転向、戦後民主主義教育などなど、“ちょっと重め”の論考だんし。
" 1975年に23歳で自死した詩人・立中潤へオマージュを捧げつつ、「団塊の時代」に""遅れてきた""彼と我を「先験的自立者」と規定し、「今を生きる1952年以降に生まれたすべての世代」に向けて発する著者渾身の社会・思想・文芸批評。
宮台真司・兵頭正俊・浅田彰・柄谷行人・西堂行人・野田秀樹・川村毅・原武史・白井晃・ブレヒト・真壁仁・黒田喜夫・秋山清・吉行淳之介・安田有・笠井潔・今村仁司・若松孝二・吉本隆明ほかを猟渉しつつ、オウム真理教が開示した<不可能性の中心>、全共闘運動の本質的意味、アンダー・グラウンド""以降""ポストモダンを超える演劇の課題、""戦後詩の極北""黒田喜夫の到達点、「進歩的地方文化人」としての真壁仁批判と「転向論」批判、吉行淳之介の畏怖と性愛の行方、映画「ノマドランド」と「イージー☆ライダー」の比較考察による団塊世代批判、連合赤軍事件と""共産主義化""の本質、秋山清論とテロリズムの本質的不可能性、「戦後民主主義教育」とは何だったのか、「草なぎ剛のヒトラー」があぶり出す<現在>(神奈川芸術劇場「アルトゥロ・ウイの興隆」の舞台評)、追悼文の形を借りた極私的吉本隆明論など、40年にわたって書きつけたラジカルな論考。"
目次
"はしがき
1 オウム その不可能性の中心
2 先験的自立者の憂鬱 立中潤ノオト
(1) 非連続現実〈夢〉からの出立
(2)〈全共闘運動〉論
(3) 詩の〈根拠〉―〈死者〉とはなにか
(4)〈輪郭〉論 ―〈姉〉とはなにか
3 『全共闘記』論 〈関係の相対性〉の絶対性について
(1) 自己同一性の否定とその結晶化
(2) 倫理的純化主義から〈絶対的な相対性〉へ
4 〈アンダー・グラウンド〉以降への一視角
序 〈構造〉とその死 ―浅田彰『構造と力』―
(1)〈夢の遊眠社〉
(2)〈柄谷行人〉
(3)〈第三エロチカ〉
5 真壁仁論 「進歩的地方文化人」の一典型としての
(1)<真壁仁>との邂逅
(2)転向の真壁的形態について
(3) 真壁はなぜ教育に関与したのか
6 黒田喜夫論 《演劇的な詩》とその行方について
はじめに
(1) 黒田詩の方法について―《映像的な詩》から《映画的な詩》へ―
(2) 否定の弁証法の到達地点としての《演劇的な詩》について
7 秋山清論 ニヒリズム・アナキズム・テロリズムの転形過程
(1) 共同体の記憶と固有名詞
(2) 日本アナキズムの特質
(3) 秋山清におけるアナキズムとニヒリズム
(4) テロリズムの不可能性
8 吉行淳之介論 堕胎・嬰児殺し・子捨ての観念はどこからくるか
(1) 人間性の文学
(2) 「暗室」の作品世界
(3) 吉行淳之介のアポリア
(4) 〈未知の生〉に対する畏怖
(5) 〈母〉の不在もしくは機能欠損
(6) 性愛の意味
9 草なぎ剛のヒトラー ブレヒト劇 ―だれが、なにを、異化するのか―
10 〈路上〉なんてものはない 『イージー☆ライダー』と『ノマドランド』にみる〈特権〉
(1) 旅とは衝迫である
(2) 『イージー☆ライダー』に""時代的特権""を視る
ほか"
商品詳細
- 出版社名
- 高安書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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