泥の菩薩 仏教NGOの開拓者、有馬実成「増補新版」
発売日:2023年8月
- 版数
- 増補新版
- ページ数
- 362p
- ISBN
- 978-4-7503-5626-6
- 著者情報
- 大菅 俊幸(オオスガ トシユキ)
1950年、宮城県生まれ。駒澤大学大学院修士課程仏教学専攻修了。高校教員などを経て、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会スタッフへ。現在、同会専門アドバイザー。曹洞宗総合研究センター講師。有馬実成に共鳴し、仏教精神に根ざした社会貢献活動(仏教ボランティア)を探究している
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商品説明
日本を代表するNGO「公益社団法人シャンティ国際ボランティア会」の創設者、有馬実成―。若いころから民衆と共に歩む宗教家を志し、差別や貧困に向き合い、つねに弱き人々の味方となった人である。地域に根ざした文化活動、在日韓国・朝鮮人の遺骨反還運動に始まり、1980年からはインドシナ難民支援、アジアの教育・文化支援に取り組んだ。その道のりは“けものみち”を切り拓く日本NGOの開拓者の姿に他ならなかった。鎌倉時代の叡尊や忍性の影響を受け、教団仏教の枠を超えた新しい仏教のかたちを示した僧侶、有馬実成の生涯を描く。
蓮の花を咲かせる泥になりたい――
日本を代表するNGO「公益社団法人シャンティ国際ボランティア会」の創設者、有馬実成――。若いころから民衆と共に歩む宗教家を志し、差別や貧困に向き合い、つねに弱き人々の味方となった人である。地域に根ざした文化活動、在日韓国・朝鮮人の遺骨返還運動に始まり、1980年からはインドシナ難民支援、アジアの教育・文化支援に取り組んだ。その道のりは<けものみち>を切り拓く日本NGOの開拓者の姿に他ならなかった。鎌倉時代の叡尊や忍性の影響を受け、教団仏教の枠を超えた新しい仏教のかたちを示した僧侶、有馬実成の生涯を描く。
目次
序章 けものみちを歩いた人
「あなたは本当の心の住職でした」
第一章 発露――生い立ち
「ぼくがこの寺を嗣ぎたい」
なぜ、遺体に差別が
学生時代――道憲寮での日々
生涯の師
道憲寮とは
有馬の勉学ぶり
序論だけの卒業論文
有馬の仏教は道憲寮が育んだ
第二章 起動――民衆と共に歩む宗教者として
住職として歩む
参禅会の模索
民衆の必要に応える宗教家として
仏教運動から文化運動へ
「禅の文化をきく会」の発足
在日朝鮮・韓国人遺骨返還の運動へ
故郷忘じがたく候
青年よ手をよごせ――全曹青活動へ
大衆教化の接点を求めて
「オリエント茶会」がもたらした明暗
有馬と杉山の友情
第三章 飛翔――国際NGOへの挑戦
カンボジア難民キャンプでの活動――JSRCの発足へ
ランソン少年との出会い――教育支援の決断
暑さと騒音との闘い――移動図書館活動の準備へ
難民キャンプの巡回、スタート
「図書館活動などと、何を考えているのか」
転機を迎えたJSRC
撤退か継続か
曹洞宗ボランティア会(SVA)の誕生
市井の人と共に生きる
SVAの成長と発展
文化を尊重した人
文学に民衆の息吹を求めて――野中耕一との共感
芸能は魂に深く関わる――難民キャンプの太鼓づくり
〈人起こし〉〈地域起こし〉としての文化運動
アジアの人々は博物館の陳列品ではない
ボランティアは触媒である――有馬のボランティア論
蓮の華を育てる泥になりたい――プラティープ発言の衝撃
触媒論の現代的意義――調停者、仲介者としての宗教者像
第四章 菩薩――有馬の仏教観
弱き人々の救済者、叡尊への思い
慈悲に過ぎた忍性
忍性とフランチェスコ
有馬実成と ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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