縄文の断片(かけら)から見えてくる 修復家と人類学者が探る修復の迷宮
発売日:2023年8月
- ページ数
- 243p
- ISBN
- 978-4-910036-04-5
- 著者情報
- 古谷 嘉章(フルヤ ヨシアキ)
1956年、東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。九州大学名誉教授・特任研究者。文化人類学(主たるフィールドはブラジル)
石原 道知(イシハラ ミチトモ)
1965年、熊本県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。考古資料の修復・複製の会社で勤務後、武蔵野文化財修復研究所を設立。東京藝術大学の非常勤講師として材料技術論、埋蔵文化財土器修復を担当。重要文化財、東山遺跡出土瓦塔瓦堂、道訓前遺跡出土縄文土器、上福岡貝塚出土土器修復。文化財保存修復学会、日本文化財科学会、日本陶磁芸術教育学会、特定非営利活動法人文化財保存支援機構会員。縄文コンテンポラリーアート展(船橋市飛ノ台史跡公園博物館)参加
堀江 武史(ホリエ タケシ)
1967年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。現在、文化財修復・複製、縄文遺物と現代美術の展示などを手掛ける府中工房主宰
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
土の中から破片が発掘され、修復され、展示されるまでには、いくつもの厄介な問題が存在する。欠損の意味、修復の介入度合い、修復箇所の判別、復元してわかること見えなくなるもの、現代人の発想の危うさ…。考古遺物、考古学に潜む迷宮を、縄文土器の修復という営みから、また世界の事例から、人類学者と修復家が探究する。
はじめて語られる、縄文土器の修復の世界。
修復から考える縄文土器。
熟練の修復家が実際に触れて感じる縄文の技と心と「わからなさ」
一般にはほとんど知られていない縄文土器の修復の迷宮を探る。
土の中から破片が発掘され、修復され、私たちが縄文土器として目にするまでには、いくつもの実に厄介な、意外に身近な問題が存在する。
断片と欠損の意味、文様の繰り返し、修復の介入度合い、修復箇所の判別、完形復元にすると見えなくなるもの、現代感覚で修復する危うさ……。そもそも「修復とは何のために何をすることなのか」という問題を抱える考古遺物・考古学の迷宮を、縄文土器の修復という営みから、また世界の修復事例から、人類学者と修復家が探究する。
目次
序章 修復の世界への招待(発掘現場の出土品から展覧会の展示品へ
出土したときの国宝土偶
出土品への修復という介入
考古遺物の修復と美術品の修復
修復における自由裁量の幅
出土品、修復家、監修者
結果を形にしなければならない修復という仕事
修復とはそもそも何なのか)
第1章 考古遺物の修復の現場から(文化財の保存修復とは何か
縄文土器の修復
考古遺物の複製そしてレプリカ)
第2章 修復からみた縄文土器の「わからなさ」(縄文とともに現代を生きる
修復における厄介な問題
「向こう合わせの」造形
現れてくるものを受け入れる
縄文土器修復の目指すところ)
第3章 遺物の修復について人類学者が考える―断片・経年変化・複製・展示(修復とは何のために何をすることなのか
断片より完形を偏重すること
経年変化とアンチエイジング
実物をとりまく複数の複製
保存だけでなく展示のために
修復は単品では完結しない)
商品詳細
- 出版社名
- 古小烏舎
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。