フェミニスト現象学 経験が響きあう場所へ
発売日:2023年8月
- ページ数
- 317p
- ISBN
- 978-4-7795-1698-6
- 著者情報
- 稲原 美苗(イナハラ ミナエ)
神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。専門は現象学、ジェンダー論、臨床哲学
川崎 唯史(カワサキ タダシ)
東北大学病院臨床研究監理センター特任講師。専門は現象学、倫理学
中澤 瞳(ナカザワ ヒトミ)
日本大学通信教育部准教授。専門は哲学
宮原 優(ミヤハラ ユウ)
立命館大学客員研究員・非常勤講師。専門は現象学、哲学
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商品説明
見過ごされてきた経験を言葉にする。沈黙を求める社会のなかで、異なる声の共鳴を待つために。乳児の育児、更年期、トランスジェンダー、アセクシュアル、男らしさ、DV、老い、占い、ファッション、ペットロス…さまざまな当事者の経験を記述・考察し、性をめぐる「当たり前」と「規範」を問い直すフェミニスト現象学。現象学自体を共鳴の場としつつ、多様なテーマと理論、自己や他者の語りを扱った論考からその可能性を指し示す。
見過ごされてきた経験を言葉にする沈黙を求める社会のなかで、異なる声の共鳴を待つために。
乳児の育児、更年期、トランスジェンダー、アセクシュアル、男らしさ、DV、老い、占い、ファッション、ペットロス……
さまざまな当事者の経験を記述・考察し、性をめぐる「当たり前」と「規範」を問い直すフェミニスト現象学。
現象学自体を共鳴の場としつつ、多様なテーマと理論、自己や他者の語りを扱った論考からその可能性を指し示す。
現象学のみならず社会学、倫理学、クィア批評など他分野の執筆者による方法論的な論考と、それに対する編者からの応答も収録。
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目次
はじめに(中澤 瞳)
第I部 女らしさ、男らしさ
第一章 「女の子みたいに投げる」をもう一度考える
──「女らしさ」のフェミニスト現象学(中澤 瞳)
一 はじめに
二 「できない/できないかもしれない」身体
三 理想化された身体、欠陥品としての身体
四 「できる」身体
五 「男らしい」スポーツに従事する「女性」の身体の「女らしさ」
六 まとめにかえて
第二章 「男らしさ」を「脱ぎ捨てる」のではなく
──「男らしさ」のフェミニスト現象学(小手川正二郎)
一 「男らしさ」とは?
二 身体化された習慣としての男らしさ
三 「男らしさ」の見えにくさ── 注意点(一)
四 男女の二極化── 注意点(二)
五 ジェンダー規範の多層性
六 経験の多層性
コラム1 「女性の経験」と「フェミニスト現象学」(江原由美子)
第II部 身体、性、時間
第三章 乳児の育児における「母親という役割」
──その「大変さ」を考える(宮原 優)
一 はじめに
二 社会的リズムと乳児のリズム
三 寄り添い、探りゆくこと
四 駆り立てられるということ
五 人間の在り方としての「母親の役割」──結びにかえて
第四章 更年期の経験
──心身の「揺らぎ」のフェミニスト現象学(稲原美苗)
一 更年期障害とは?
二 メルロ=ポンティの身体論から考える更年期の経験
三 更年期に関するフェミニスト現象学的な枠組み
四 女性たちによる女性たちのための更年期研究
五 美魔女と更年期
六 更年期を再考する
コラム2 愛猫の喪失と取り残されるわたしの身体
──ペットロスについて(河島思朗)
第五章 パスの現象学
──トランスジェンダーと「眼差し」の問題(藤高和輝)
一 はじめに
二 「自分自身の身体によって困らされる」──サルトルの「対他‐身体」論
三 トランスジェンダーと眼差しの問題
商品詳細
- 出版社名
- ナカニシヤ出版
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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