責任という倫理 不安の時代に問う

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ページ数
230,4p
ISBN
978-4-623-09559-9
著者情報
國部 克彦(コクブ カツヒコ)
1962年生まれ。現在、神戸大学大学院経営学研究科教授

後藤 玲子(ゴトウ レイコ)
1958年生まれ。現在、帝京大学経済学部経済学科・先端総合研究機構教授

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商品説明

国際紛争、経済格差の拡大、そしてパンデミック。文明社会が容易に解答を見出せない問題に直面するなか、求められている倫理とはどのようなものなのだろうか。本書はこの問いに応答するための鍵概念として「責任」に着目する。リスク社会、政策決定・政治過程、隣人、公平、ジェンダー、企業といった領域に生じている問題を分析するなかで、「責任」という手垢のついた概念を再検討し、時代に対応した形に鍛えなおすことで、問題解決への糸口を探っていく。新たな時代の倫理を示す、総合的研究の成果。

国際紛争、経済格差の拡大、そしてパンデミック。文明社会が容易に解答を見出せない問題に直面するなか、求められている倫理とはどのようなものなのだろうか。本書はこの問いに応答するための鍵概念として「責任」に着目する。リスク社会、政策決定、政治過程、隣人、公平、ジェンダー、企業といった領域に生じている問題を分析するなかで、「責任」という手垢のついた概念を再検討し、時代に対応した形に鍛えなおすことで、問題解決への糸口を探っていく。新たな時代の倫理を示す、総合的研究の成果。

目次

はしがき

序 章 現代的な不安と責任という倫理(國部克彦)
 1 はじめに
 2 思考の根拠としての責任
 3 責任という倫理
 4 本書の構成
 5 おわりに
   
第1章 リスク社会における責任と倫理――混乱を克服するために(國部克彦)
 1 はじめに
 2 リスク社会としての近代
 3 システムでリスクに対処することの限界
 4 有限の責任から無限の責任へ
 5 全体主義下での責任
 6 責任を起動するための信念の倫理
 7 おわりに
   
第2章 許容可能なリスクの責任ある決定――費用便益分析と契約主義(瀧川裕英)
 1 はじめに
 2 費用便益分析
 3 契約主義
 4 責任ある決定
 5 おわりに
   
第3章 公共政策と責任――コロナ禍の政策過程(山本 清)
 1 はじめに
 2 政策構造・立案と責任
 3 政策過程と責任
 4 政策執行と責任
 5 我が国を対象とした実証分析
 6 合理性と責任の関係――不安と不信の連鎖を解くには
 7 公共政策としての学習と責任
 8 おわりに
   
第4章 隣人への責任――ケイパビリティと「外出自粛」(後藤玲子)
 1 はじめに
 2 「外出自粛」ゲーム
 3 非対称モデル
 4 個人の自由への権利とパレート効率性の矛盾
 5 「外出自粛」の公共的ルール
 6 おわりに
   
第5章 責任の基盤としての自制――アダム・スミスと「公平な観察者」(金森絵里)
 1 はじめに
 2 現代に生きるアダム・スミス
 3 本章における責任
 4 「新アダム・スミス問題」研究の進展
 5 良心と自制
 6 おわりに
 
第6章 ジェンダー正義への責任  ――ロールズ「財産所有のデモクラシー」の可能性(神島裕子)
 1 はじめに
 2 「財産所有のデモクラシー」とは何か
 3 個人的財産を保有する権利
 4 財産所有のデモクラシーにおける家族
 5 おわりに
   
第 ほか

商品詳細

出版社名
ミネルヴァ書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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