社会的養護の社会学 家庭と施設の間にたたずむ子どもたち

  • 社会的養護の社会学 家庭と施設の間にたたずむ子どもたち
  • 社会的養護の社会学 家庭と施設の間にたたずむ子どもたち
ページ数
232p
ISBN
978-4-7872-3524-4
著者情報
土屋 敦(ツチヤ アツシ)
1977年、神奈川県生まれ。関西大学社会学部教授。専攻は福祉社会学、家族社会学、子ども社会学

藤間 公太(トウマ コウタ)
1986年、福岡県生まれ。京都大学大学院教育学研究科准教授。専攻は家族社会学、福祉社会学、教育社会学

野崎 祐人(ノザキ ユウト)
1996年、愛知県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程。専攻は家族社会学、歴史社会学

三品 拓人(ミシナ タクト)
1989年、岐阜県生まれ。日本学術振興会特別研究員。専攻は家族社会学

宇田 智佳(ウダ トモカ)
1995年、石川県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程。専攻は教育社会学、家族社会学、子ども社会学

吉田 耕平(ヨシダ コウヘイ)
1983ねん、徳島県生まれ。東北文教大学人間科学部准教授。専攻は社会福祉学、医療社会学

平安名 萌恵(ヘンナ モエ)
1994年、沖縄県生まれ。立命館大学大学院一貫制博士課程、日本学術振興会特別研究員。専攻は家族社会学、オキ罠学、ジェンダー

¥2,640 税込

12 nanacoポイント

12 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

児童養護施設や母子生活支援施設、里親などの子どもを養護する現場や制度が抱える様々な規範を、医療・教育・ジェンダーなどの多角的な視点から浮き彫りにして、「家族・家庭」と「施設の専門性」の間に生じるジレンマや子どもが直面する困難を明らかにする。

近年、児童虐待が社会問題化している一方で、社会的養護のもとで暮らす子どもへの支援も注目を集めている。これまで援助の「あるべき姿」などを中心に議論されてきたが、現場ではどのような困難が経験され、施設のありようをめぐって何が問題とされているのか。

本書では、児童養護施設や母子生活支援施設、里親などを対象に、各施設のフィールドワークを積み重ね、関連する政策文書や史料を丹念に読み込む。それらをとおして、児童養護施設で求められる「家庭」のあり方、施設で過ごす子どもや職員が抱える葛藤、愛着概念の変容、発達障害と施設の関係性、母親という規範などを浮き彫りにする。

医療、教育、ジェンダーなどの多角的な視点から、子どもを養護する現場や制度が抱える規範や規律を照射して、「家族・家庭」と「施設の専門性」の間に生じるジレンマを明らかにする。

※お届け日が変更になりました
9月13日→9月19日

目次

序 章 「社会的養護の社会学」のインプリケーション 藤間公太
 1 戦後日本における社会的養護の展開
 2 「社会的養護の社会学」のインプリケーション
 3 本書の概要

第1部 社会的養護と「家庭」

第1章 母性的養育の剥奪論/愛着理論の再構築と里親委託――一九七〇―二〇〇〇年代の里親関連専門誌の分析から 土屋 敦
 1 分析資料
 2 一九七〇年代から二〇〇〇年代の家庭養護促進協会の展開と母性的養育の剥奪論/愛着理論
 3 「新しい家族」(養子と里親を考える会)での議論の変遷

第2章 社会的養護政策での「家庭的」の意味とその論理――二〇〇〇年代以降の政策関連資料から 野崎祐人
 1 「家庭的」の意味とその論理
 2 「家庭的」と「専門的」との境界
 3 「家庭的」のなかの「家庭」の定義の困難さ

第3章 児童養護施設が「家庭的」であること――中規模施設と地域小規模施設の比較から 三品拓人
 1 児童養護施設での「家庭的養護」の推進とその問題背景
 2 本研究の対象と方法
 3 施設生活のなかから浮かび上がる「家庭」
 4 小規模化された施設の「家庭的」要素
 5 児童養護施設で「家庭」が参照される意味の違いに着目して

第2部 子どもの教育体制と施設内規律

第4章 児童養護施設で暮らす子どもたちの〈仲間〉と〈友人〉――施設と学校でともに生きるということ 宇田智佳
 1 先行研究の検討と分析課題
 2 調査概要
 3 児童養護施設での〈仲間〉関係の形成
 4 学校生活での施設入所児同士の〈仲間〉関係
 5 友人関係の限定性

第5章 児童養護施設の職員は子どもの医療化とどう向き合ったのか 吉田耕平
 1 児童養護施設での医療化の起源
 2 児童養護施設での医療化の進行
 3 まとめ

第6章 母子生活支援施設の母親規範を問う――介入手段としての生活の決まりに着目して 平安名萌恵< ほか

商品詳細

出版社名
青弓社
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。