星越峠

井野佐登/〔著〕

発売日:2023年7月

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ページ数
207p
ISBN
978-4-7814-1567-3
著者情報
井野 佐登(イノ サト)
1948年愛知県安城市に生まれる。1983年第28回まひる野賞受賞。2019年第六歌集『自由な朝を』(不識書院)上梓。第10回中日短歌大賞受賞。まひる野会員、現代歌人協会会員、日本歌人クラブ会員、中部日本歌人会会員

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商品説明

◆エッセイ集
私の住む街、愛知県蒲郡市は、人口約八万人、南は三河湾に面し、北は低い山に囲まれた温暖な住みよい街だ。昭和二十二年から発行されている蒲郡新聞がある。週二回水曜と土曜の発行だ。水曜に載る人生雑話という小さいコラムがあり、私は二〇〇三年五月から書き手のひとりとして参加している。
このたび、二百篇あまりのコラムから百扁を選び一冊の本にまとめることにした。紙面の制約があった元々の原稿に、少しく手を加えた。

◆作品紹介――「芍薬の季」より
私が死んだら、娘は何の花を飾りながら私を偲んでくれるだろうか。五月の末、私は芍薬の花を飾りながらそんなことを思っていた。
三年前、六月のはじめの梅雨の日に私の二番目の姉が亡くなった。姉の病態の思わしくない頃、私は芍薬の花を買い換え、飾り換えて姉を思った。姉は酒井和歌子と吉永小百合を足して二で割った、でも、ちょっと色黒なのが残念なきれいなひとだったから、芍薬の花は姉を思わせた。

目次

生殺とおおそれた
セイロン紅茶
三宮の時計
思い出のウィーン西駅
「準急」に乗って
そしてキセルは落ちていた
自転車がないので
ウィスキーボンボン
肩すかし
人間の悲鳴、犬の悲鳴
袋綴じを開ければ
観覧車
銀杏拾い
わが家の野鳥
馬酔木
鳴子こけし
右と左
母べえ
禁忌
はるけくも生きつるものかな〔ほか〕

商品詳細

出版社名
ふらんす堂
サイズ
17cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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