漱石と姦通罪 前期三部作の誕生と家父長制批判
発売日:2023年8月
- ページ数
- 322p
- ISBN
- 978-4-7791-2900-1
- 著者情報
- キムラ・スティーブン,千種(キムラスティーブン,チグサ)(Kimura‐Steven,Chigusa)
元カンタベリー大学(ニュージーランド)教授。京都女子大学短期大学部英文科卒、オックスフォード大学(英国)留学、ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)で修士号、カンタベリー大学で博士号取得。退職後、早稲田大学国際教養学部非常勤講師、現在、同大学ジェンダー研究所招聘研究員
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商品説明
『三四郎』『それから』『門』で、漱石は「姦通罪」を批判している―。「姦通罪」を制定し、改悪した「国家権力」と家父長的「家」制度への、漱石の挑戦を読む。
目次
前期三部作の前提(三部作の構造―旧約聖書とズーデルマンの『消えぬ過去』の影響
姦通という主題、および「姦通罪」に対する従来の研究の誤解
漱石自身の姦通願望の投影だという説
従来の研究の「姦通罪」に対する誤解
「姦通罪」の歴史、検閲)
第1部 『三四郎』―姦通劇の開幕(はじめに―『三四郎』の構造、および読みの問題
三四郎が元「海軍の職工」の妻との姦通に失敗する話の政治性 ほか)
第2部 『それから』―「天意に叶ふ」恋の物語(はじめに―「維新の志士」的気迫
「天意」とは ほか)
第3部 『門』―誰も死なない姦通小説の誕生(はじめに―『門』の革新性
姦通文学の歴史 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 彩流社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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