アルツハイマー病研究、失敗の構造
発売日:2023年8月
- ページ数
- 322,16p
- ISBN
- 978-4-622-09629-0
- 著者情報
- ヘラップ,カール(ヘラップ,カール)(Herrup,Karl)
ピッツバーグ大学医学校神経生物学教授。香港科技大学生命科学教授(兼任)。1974年、スタンフォード大学にてPh.D.(神経科学)を取得。ハーバード・メディカルスクールとバーゼル分子生物医学研究所神経薬理部門で博士研究員を務めたのち、イエール大学ヒト遺伝学部門助教(1978‐1984年)、同准教授(1984‐88年)、ハーバード・メディカルスクール神経生物学部門准教授(1988‐92年)などを経て、1992年にケース・ウェスタン・リザーブ大学メディカルスクール神経学科・神経学部門(および、同大学病院、在クリーヴランド)の教授となり、1999-2005年には同大学アルツハイマー病研究センターのディレクターを務めた。北米神経科学学会員。ピッツバーク在住
梶山 あゆみ(カジヤマ アユミ)
東京都立大学人文学部英文科卒
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商品説明
一つの仮説に賭けてしまったこの分野の科学の現状。直近数十年の認識自体を問い直す、真摯な総括と告発の書。
科学によってアルツハイマー病を克服するためには、まずこの現状を見直さなければならない。インサイダーだけが知る、袋小路に陥ったアルツハイマー病研究分野の今。
「私たちはアミロイドのみのルートを通ってアルツハイマー病の治療薬を追い求めてきたために、多くの時間を失った。たぶん10〜15年は無駄にしてきただろう」(本文より)。
実績ある科学者が、アカデミズム・製薬産業・関係官庁三つ巴の迷走の驚くべき裏事情を明かす。良心的な告発の書であり、アルツハイマー病についての直近数十年間の認識じたいを根本から問い直す一冊。
目次
日本語版に寄せて
プロローグ
I 初めに何があったのか
第1章 患者と家族、市民にとってのアルツハイマー病の歴史
第2章 医師にとってのアルツハイマー病の歴史
第3章 科学者にとってのアルツハイマー病の歴史
第4章 謎が解けた! アルツハイマー病研究を変えた四つの発見
II 夢の治療薬はどこへ行った?
第5章 アルツハイマー病病理モデル構築の試み
III 両刃の剣
第6章 国による基礎生物医学への支援
第7章 製薬・バイオ産業
第8章 モデルの検証と、その無惨な結果
第9章 アルツハイマー病とは何だろうか?
IV では、ここからどうする?
第10章 老化の生物学から始めよう
第11章 アルツハイマー病の新しいモデルをつくる
第12章 研究戦略の多様化を図る
第13章 関連機関のあり方を見直す
第14章 終わりに
謝辞
原注
索引
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:HOW NOT TO STUDY A DISEASE
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