教養・読書・図書館 ヴァイマル・ナチス期ドイツの教養理念と民衆図書館

松井健人/著

発売日:2023年8月

  • 教養・読書・図書館 ヴァイマル・ナチス期ドイツの教養理念と民衆図書館
  • 教養・読書・図書館 ヴァイマル・ナチス期ドイツの教養理念と民衆図書館
ページ数
216p
ISBN
978-4-7710-3759-5
著者情報
松井 健人(マツイ ケント)
1992年和歌山県和歌山市生まれ。2023年4月‐現在、東洋大学文学部助教(有期)

¥3,850 税込

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商品説明

焚書とともに幕が開けたナチスの時代。そのイメージとは裏腹に、図書館はドイツ全土で盛んに設立され、新しい「教養」が掲げられていった。当時の人々は、何を読んだのか/読めたのか。ヴァイマルからナチス時代にかけての、「読書」と「図書館」の展開と顛末を追った一冊。

焚書とともに幕が開けたナチスの時代。そのイメージとは裏腹に、図書館はドイツ全土で盛んに設立され、新しい「教養」が掲げられていった。当時の人々は、何を読んでいたのか、何を読むことができたのか?――
ヴァイマルからナチス時代にかけての、「読書」と「図書館」の展開と顛末を追った一冊。

目次

序 章
 0-1 問題の所在
 0-2 ドイツ図書館史研究の研究動向
 0-3 教養・読書・図書館をめぐって
 0-4 本書の構成

第1章 1910〜1920 年代民衆図書館における路線論争
 1-1 閉架制と開架制の対立としての路線論争
 1-2 同時代的背景とコンテクスト
 1-3 路線論争に関わる先行研究の検討
 1-4 路線論争の構造と経緯
 1-5 旧路線ラーデヴィヒの立場
 1-6 新路線ホーフマンの立場
 1-7 民衆層の読書能力をめぐる対立としての路線論争

第2章 1920 年代ヴァイマル期ドイツ民衆教育における素人教養論争
 2-1 ヴァイマル期ドイツにおける民衆教育
 2-2 素人 教養論争の史的背景──ヴァイマル期ドイツにおける教養の亀裂──
 2-3 素人教養論争の経緯とその論争点の再構成
 2-4 教養をめぐる亀裂の表象としての民衆

第3章 ヴァルター・ホーフマンの教養論と図書館論
 3-1 ヴァ イマル期民衆教育の先駆者──先行研究におけるホーフマン像──
 3-2 ホーフマンの形成的民衆教養論
 3-3 教養財としての図書とその選別
 3-4 形成的民衆教養展開の場としての民衆図書館
 3-5 読者研究による利用者の把握
 3-6 ホーフマンの限界

第4章 ヴァイマル期ドイツにおける読書論争
 4-1 俗悪図書をめぐるたたかい
 4-2 先行研究の検討
 4-3 GBJSS前史──俗悪図書の流布と俗悪図書に対する闘争──
 4-4 GBJSSの制定過程──議事録の検討から──
 4-5 教養市民層は民衆層の読書をどのように捉えたのか
 4-6 排除項目としての民衆の読書
第5章 ナチ期ドイツにおける教養理念の変容とその構造
 5-1 ナチ期ドイツにおけるBildung 理念
 5-2 世紀転換期からヴァイマル期マイヤー事典におけるBildung理念
 5-3 ナチ・マイヤーにおけるBildung理念
 5-4 ナチ期Bildung理念の論拠
 5-5 ナチ期Bildung理念の構造 ほか

商品詳細

出版社名
晃洋書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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